ファスティング成功への道~ファスティングドリンク編~
ファスティングにおいて最も重要な「断食期」
“断食期”はファスティングドリンクと水のみを口にします。
ファスティングドリンクで何を摂るかがその結果を左右すると言っても過言ではありません。
ファスティングドリンクの重要性と選ぶ時のポイントをいくつかピックアップしてお伝えしていきます。
●【“ファスティングドリンクの重要性”】
ファスティングドリンクには主にドリンクを作られる際に使用される様々な野菜やハーブに含まれる栄養素と“糖質”が含まれます。
食事で摂った糖質は腸管で吸収され、一度肝臓に送られてから、全身へと送られます。
糖質は体の各組織でエネルギー源として利用されますが、その多くは肝臓や筋肉にグリコーゲンとして貯蔵されます。
肝臓に蓄えられたグリコーゲンは血糖値を一定に保つ役割を担い、空腹時に糖質の供給源としての役割を果しています。
中枢系である“脳”のエネルギー消費量は全身の20%を占め、何もしていなくても一日当たり120g程度のブドウ糖(グルコース)を消費します。
体内の糖質の量を示す血糖が低下すると脳での利用も減少するため、血糖は空腹時においても一定に保つ必要があります。
そのため、“断食期”でも最低限の糖質を摂取する必要があります。
●【ファスティングドリンクを選ぶポイント】
ファスティングドリンクは最低限の糖質を摂ることが目的ではありません。
ファスティングドリンクに含まれる栄養素をしっかりと確認をし、選ぶことが非常に重要です。
ファスティングドリンクの種類は流行もあってか、その種類は多種あります。
様々なキャッチコピー、価格に惑わされることなく、良質なドリンクを選ぶことがファスティングの成功を導きます。
1.種類
食物にはそれぞれが持つ固有の栄養素があります。野菜や果物、ハーブなど様々な食物を原材料とすることで、多くの働きが期待できます。少なくとも50種類以上の食物を原材として使用しているドリンクをを選びましょう。
さらに、農薬や化学肥料もファスティングのデトックスの対象になるため、使用されている食物がオーガニックであるか否かも重要なポイントです。
2.食品添加物の有無
マルチトール、スクラロース等の人工甘味料や果糖ブドウ糖液糖などの甘味料がゼロであるか、防腐剤や合成保存料が使用されていないか確認しましょう。
3.その他の成分
血糖値を安定させるMSMや代謝機能を向上させるマグネシウムなどのファスティングの効果をより高める栄養成分が含まれているか否か
●【発酵成分を確認しよう】
ファスティングドリンクの現在の主流は酵素ドリンクです。それらを選ぶ時にもいくつかのポイントがあります。
1.発酵成分の濃度
ドリンクを選ぶ時にも最低でも50%以上が発酵成分であるものを選ぶことが重要です。
市販のドリンクには、数%の発酵成分しか含まれていない酵素ドリンクも多く売られてるので注意しましょう。
2.発酵年数
最低でも1年程度発酵させているものを選びましょう。
3.発酵触媒の種類
発酵には主に糖類が触媒として使用されます。
触媒として、精製された白砂糖を使用されているものはさけ、ミネラルを豊富に含む黒砂糖や整腸作用のある乳酸菌などを使用しているものを選びましょう。
●【ファスティングドリンクの摂取方法】
ドリンクの摂取量が足りていないと、効果が十分に得られず、ファスティング後のリバウンドやファスティング中の気分の落ち込みの可能性があります。
そのため、摂取目安量を守りましょう。
また、最低でも一日3回以上に分けて摂ることをお勧めします。
●【まとめ】
ファスティングドリンクの選択はファスティングにおいて、最重要事項です。
発酵年数が長く良質な原材料を使用しているドリンクはやはり価格もそれなりにします。
しかし、せっかくファスティングを行うのであれば万全を期して行うべきだと思います。
ファスティングを良いものにするか、それともただ辛かった思い出にするか、それほどにドリンクの選択は重要です。良いものを選択し、ファスティングの効果を是非体感してみてください!
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