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【2】集中力の研究:現在の体制

2317文字

前回↓


「集中していること/していないこと」の連続性

前回、「集中を研究する」とは「集中できない状態」を研究するということという話をした。
「集中している状態は一つしかない」というのは流石に嘘だと思うけれど、集中している状態をいきなり研究しても面白くないことは確かだ。
上の図は、右に行くほど没頭して一つのことに集中している状態、左に行くほど注意散漫になって集中できていない状態を表している。
左に行けば、ついついYouTube・Twitterを見てしまったり、うろうろして落ち着かない。
あるいは右に行けば、時間を意識しないほどに集中していて、感覚的には「潜っている感じ」になる。

おそらく、図みたいに「集中していない状態」と「集中している状態」は、二項対立だけれど白黒はっきり分かれているわけではなくて、「レインボー」なんだろう。
無理やり分けてしまえば、ピンクの部分が集中していない領域、黄色の部分が集中している領域になる。

現状まだまだ集中することに困難を感じるというのは、ピンクの領域にずっといて、なかなか黄色の領域に進んでいくことができないということ。
なので、最初は黄色の領域にいかにスマートに入っていくのかということが問題になる。
コンスタントに黄色の領域に入ることができるようになれば、今度はより集中する方法・「”効率的な”」集中法を探していくことになるのかもしれない。
しかし、効率性なんて言っている場合ではない。
まずは少しでも黄色の領域に入る時間を増やしていくことが重要だ。

現状のやり方の確認

今回は、今どういうやり方で勉強をしているのか・本を読んでいるのかなどをざっくりと確認していきたい。
いわば仮の出発点の確認。

時間の管理

時間の管理はかの有名な「ポモドーロテクニック」を使っている。
25分集中、5分休憩のサイクルを繰り返すあれ。
先月あたりから始めたんだけれど、なんだかんだで、時間にメリハリをつけてやることはやっぱり大切っぽいということは、この1ヶ月で学んだ。
ちなみにポモドーロテクニックには休憩が2種類あって、「長い休憩」と「短い休憩」がある。基本的には5分の短い休憩をはさんでいくが、数回に一回のタイミングで長い休憩(デフォルトは15分っぽい)を挟む。
私の場合、6回に1回のサイクルで長い休憩を挟む方式。
この辺は調節をする必要があるのかもしれない。

タスク管理

タスクの管理は、あまりできていないというのが現状。
一応todoリストはあるのだけれど、全然チェックしてないし、全然やる作業を書き込んでいない。
あるが機能していない状態。
どうやって使っていくかが研究のポイントになる。

環境音

環境音は大きな問題だ。
BGMはどうするのか。
イヤホンをつけるのか・ヘッドホンをつけるのか・スピーカーで流すのか。
あるいは無音か。
今の感覚としては、割とコンディションによって変わってくる。
注意が散漫な時はなぜか無意識に何かしらの音を流しているし、ヘッドホンなどで音楽を聴きながらやっていて、集中してくるとうるさくて止めてしまうこともある。
音と集中力の関係性も研究のしがいがありそう。

本の読み方

本の読み方も色々と迷いどころ。
ただ普通に読むと私の場合、終わった頃には全て忘れていたりする。
だから、適宜メモを取ったり何が書いてあるのかを何らかの形で記録しておく必要があるのだけれど、それのやり方がまだ定まっていない。
全ての読む本に対して読書ノートをとっていたらキリがない。
メモを取り続けながら読むと恐ろしく時間がかかるからだ。
ちなみに今のところ読書メモは基本デジタルで、書いてあることをまとめるのは「scrapbox」、自分が文章を読んで考えたことなどはアップル純正のメモか、「Ulysses」というエディタアプリに書いている。

あと、文字を読める時と読めない時のそれぞれの対策についても考えたい。
読めるときはどんどん読めばいいが、読めない時にどうするか。
最近見つけた方法としては、ガンガン線をひきながら読むというものだけれど、図書館の本ではそれが不可能。どうすればいいんや。

トランプ

トランプって何だよ。という話だけれど、私は手ぐせが悪い。
常に何かを触っていたりいじっていないと落ち着かない。
昔手品をかじっていたこともあって、トランプで遊ぶのが習慣になっている。
遊ぶと言っても、大富豪や七並べをするわけではなくひたすらシャッフルしたり、マジシャンみたいに上の手から下の手に弾くようにカードを落としたり、そんなことをするだけ。
とにかく手が常に動いていることが大切。
これはおそらくだけれど、「ソワソワ」につながっているものなんだと思っている。
何が問題なのかと言ったら、正直言ってトランプが邪魔だということ。
遊んでいると落としてしまったりして、落とすとカードがバラバラになって拾うのがめんどくさい。
あと、両手を使って触ったりしているから、両手が埋まって本のページをめくったり、本を机に置いて開くためにページを押さえたりすることが困難になる。
トランプを触るのも常に無心でさわれているわけではない。無心ならばある程度問題にならないかもしれないが、トランプに意識がいって中心の意識がトランプになってしまうこともある。注意の阻害。
やめればいいじゃんと思うかもしれないが、癖なんです、、、、。
これをこのままでいいのか、集中を阻害しているのかはよくわからないが、一応。

困っていること

環境について、今困っていることを思いつく限り一覧にしてみる。

  • 机が汚くて、物を探すのが大変。

  • 机が汚くて、作業スペースが少ない

  • 机が汚くて、雪崩が起きる。

  • 書類や紙の整理の仕方がわからなくてぐちゃぐちゃ

  • タスク管理のやり方

次→(準備中)

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