迷いこんでしまった人

「迷いこんでしまった人」の当事者研究、あるいは生活の練習。生活することの方法論。文章の筋トレ。

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最近の記事

自分になんて声かける?

約2300+800文字(*1) がんばれわたし「頑張れ私 今日もカワイイ」 これは『呪術廻戦』(*2)のなかで、何気に好きなセリフの一つ。 呪術高専京都校の西宮が、交流戦中に仲間たちの作戦失敗を受けて発したセリフだ。 日々生きるなかで、自分を応援したくなるようなシーンはしばしば訪れる。 自分を鼓舞する方法は探せば色々あるのだろうけれど、パッと思いつくのは元レスリング五輪日本代表の浜口親子。 親子というより父親かもしれないけど。 「気合いだ!」という掛け声で自分自身を鼓舞す

    • 【4】集中の研究:モノタスクを阻むもの

      約1000字 前回↓ 長時間集中できない期間5〜7月は椅子に座って長時間集中することが難しい期間が続いていた。 「長時間集中することが難しい」とはどんな状態かというと、たいてい10分以上一つのものに対して注意を注ぐということが困難な状況になっていた。 普段は25分集中+5分休憩の所謂ポモドーロテクニックを使って勉強することが多いが、25分も持たずにスマホを触ってしまったり、別のことを始めてしまったり、眠くなって寝てしまうという感じ。 今は1番集中して作業を進めないといけな

      • 【3】集中力の研究:現状分析

        約4000文字 前回↓ 今の状況を分析してみる前回はほんとに簡単に今の作業のやり方を概観した。 同時に今困ってることとかについても書いてある。 しかしそこで書いていることはざっくばらんに今わかっていることを書いただけで取り止めのないものになっている。 この状態ではではどこから考えていけば良いのかということが発散してしまっていて掴みきれない。 手をつけるにしてもどこから手を受ければいいのかわからない。 というわけで今回は今の状況を分析・整理してみる。 分析・整理によって

        • 【0】相談の研究:研究計画

          899文字 研究の概要・動機相談が苦手だ。 「人に相談することができない」ということがこれまでの生活の中で色々な局面で自分にストレスを与えている気がしている。 周りの人は割と互いに相談しあっているらしい。 勉強のこととか部活のこととか人間関係のこととか人生のこととか。 今まで「自分ができないこと」「どうすればいいかわからないこと」を人に相談したことがほとんどない。 しかし、そういう経験が人と人とをつなげている。っぽい。 偏見かもしれないが、人に相談するのが上手い人は人

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        • エッセイ的な
          2本
        • 集中力の研究
          5本
        • 相談の研究
          1本

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          【2】集中力の研究:現在の体制

          2317文字 前回↓ 「集中していること/していないこと」の連続性前回、「集中を研究する」とは「集中できない状態」を研究するということという話をした。 「集中している状態は一つしかない」というのは流石に嘘だと思うけれど、集中している状態をいきなり研究しても面白くないことは確かだ。 上の図は、右に行くほど没頭して一つのことに集中している状態、左に行くほど注意散漫になって集中できていない状態を表している。 左に行けば、ついついYouTube・Twitterを見てしまったり、う

          【2】集中力の研究:現在の体制

          【1】集中力の研究:「集中を研究する」とは。

          1998文字 前回↓ 「集中を研究する」とは何をすることかこれから、私の「集中」について研究する上で前提となることを書いておきたい。 それは何をすれば「集中を研究する」ことになるのかということ。 前回「研究目的」として上のようなことを書いていた。 つまり、「集中するためにはどうすればいいのか」と「集中できない時はどんな時か」を見つけるというのが目的。 では、「集中するための方法」を見つけるためにはどうすればいいだろうか。 まず大前提として、「集中している状態」と「集中

          【1】集中力の研究:「集中を研究する」とは。

          【0】集中力の研究:研究計画

          865文字 研究動機集中して作業することにかなり困ってきている私の「集中力の研究」の成果をここに書いていく。 とにかく私は「集中すること」が苦手だ。 机に15分じっと座っていることも私にとってはとても大変(私の知り合いはそう思わないかもしれないがそうなんです)。 「どうすれば集中して作業できるのか?」という問いは、中学生の時からずっと悩んできたことだ。 いわゆる「勉強本」はいくつ読んだのかわからない。 思い返してみれば、そうした本に載っているテクニックが今も自分のものと

          【0】集中力の研究:研究計画

          空間の調和/思いがけない利他

          3214文字 マクドナルドに行ったとき大きな駅の近くにあるマクドナルドは大体混んでいて汚い。 それでも100円でちょっとした作業ができるので結局いつもマクドナルドへ行ってしまう。 この前行ったときもいつも通り混雑していてほとんど席は空いてなかった。 ソファー席の4人席に挟まれた2人席が空いていたのでそこへ座った。 隣の4人席には3人組が座っていて、楽しそうに話している。 コートを脱いで自分が座る反対側の椅子に荷物を置く。席に座る。 モバイルオーダーでダブルチーズバーガ

          空間の調和/思いがけない利他

          五目並べ(連珠)のルール

          「五目並べ」というゲームを知っているでしょうか。 わりと、一回くらいはやったことがあるという人が多いのでは。 イメージとしては、「囲碁みたいなマルバツゲーム」(全然違うゲームだけど)。 囲碁の盤に似た(正式にはちょっと違う)盤に黒と白の石を並べていくあれです。マルバツゲームの五個並べるバージョンといえばわかりやすいでしょうか。 しかし、この「五目並べ」が囲碁や将棋のように競技として存在しているということはあまり知られていないのではないでしょうか。 実は、プロや段位も存在する

          五目並べ(連珠)のルール