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就職 / 職種事情 Part 2

前の記事で、就職先の数、就職先の種類、職種について触れましたが・・・
今回の記事では、そもそもどう勉強すれば業界に入れるの?という・・・
基本的なことを以下の内容を通して、

・どういうことを学べばいいの?
・どういう学校に行けばいいの?

お伝えしていこうと思います。

■どういうことを学べばいいの?

ゲームを知らないとゲームを作れないから、とにかくゲームを遊びなさい。
これが長年、この業界の常識であり、
この業界を支える人材を育んだのは確かです。

ただ・・・ずっと述べてきた通り、
業界が進化し複雑化したことにより、
それだけでは足りなくなってきているとも思います。

以下が、各職種に求められる基礎的な能力となりますが・・・

・プランナー:ゲームが複雑化すると共に、色々と入り組んだゲームの仕様を読み解ける賢さが必須に

・プログラマー:ゲームエンジンを使う開発体制が増え、そのゲームエンジンの仕様を勉強し、その仕組みに対して、どうコードを書くかが重要に、昔ほど自由はなく、しっかりと学び続ける勤勉さが必須に

・グラフィッカー:3Dゲームが増えた結果、3Dモデルを作る仕事や、3Dモデルを動かす仕事が増え、絵を描く上手さよりも、人体の基礎的な動きを理解したり、物の物理挙動を理解できる基礎的学力が重要に

どういうことを学ぶべきかというよりも、
その分野の基礎的な能力を持っていると同時に、
学び続ける力を問われる業界になってきているかと思います。

■どういう学校に行けばいいの?

以前お伝えした通り、私が入社した時に、
私の同期には高学歴な子が多かったです。

これがどういうことだったかと上司に伺ったことがあるのですが・・・
理由は簡単で・・・
高学歴の子たちには最低限でも「学ぶ力がある」でした。

学び続けられるかは、仕事になってくるとまた違う要素も混ざるので、
一概には言えないとも仰っていましたが・・・
どういうプロジェクトが会社の中で立ち上がるか分からない業界の中で、
その場その場で「学ぶことができない」かも知れない子では、
業界で生き残れないので、採用しづらいとも仰っていました。

これを聞いた時に、大学は学ぶ力の証明なのではないかと思いました。
なので、私からのアドバイスとしては、
基本「大学に行くべき」となります。

もっと具体的に言うと・・・

・プランナー
学び続ける能力の証明 = 大学 / 情報を読み解く力 = 情報学部
答え = 大学の情報学部

・プログラマー
学び続ける能力の証明 = 大学 / 物理を学べる = 理工学部
答え = 大学の理工学部

・グラフィッカー
学び続ける能力の証明 = 大学 / 絵を学べる = 美術大学
答え = 美術大学

・サウンドクリエイター
学び続ける能力の証明 = 大学 / 音楽を学べる = 音楽大学
答え = 音楽大学

上記のようにおススメさせていただきたいと思います。

■まとめ
勘違いしていただきたくないのは、
高学歴でないとゲーム業界に入れないと言いたいわけではありません。
そこまでの努力が評価されることをお伝えしたいのと同時に
どんどんそちらの傾向が強くなっていることをお伝えしたいだけです。

後ほど触れたいと思いますが・・・
ゲームに対する深い理解を持つことによって、
業界に潜り込むという方法もありますので、
賢く道を選ぶことが、業界への近道となると言っているだけです。


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