なぜ、スタコレ(Study Collect)の開発をやるのか?② - "教育×IT"への挑戦
こんにちは、Hisashiです。
前回は、スタコレ(Study Collect)の原点についてお話ししました。
今回は、スタコレに携わった理由についてお話しします。
スタコレに携わっている理由
私が、教育事業、特にスタコレに携わっている理由は、主に3つあります。
・誰もが「いつでも」「どこでも」好きな授業を受けられる環境をつくりたいから
・誰もが「好きな先生」「好きな科目」を自由に受けられるようにしたいから
・先生たちが「場所」「時間」に制約されることなく、素晴らしいレッスンを提供できる環境をつくりたいから
平たく言えば、
教育格差をなくしたい。誰もが平等に教育を受けられる機会を増やしたい。
というところでしょうか。
そして、それを実現できるのがITです。
スタコレは、その想いを具現化できる最高のプラットフォームだと考えています。
・多くの子どもたちが、スタコレを通じて学ぶ楽しさを知ってもらい、さらに勉強するようになる。
・先生たちも、スタコレを通じて教える楽しさにハマり、さらに授業の質を上げる。
このような好循環を生み出すことができれば最高ですよね。
パパやママたちも、子どもたちの成長を日々実感し、授業を楽しそうに受ける子どもたちを見て、より幸せを感じられると思います。
その結果、日本の教育環境が少しでもよくなればいいなと思っています。
ところが、今の日本の教育環境は、必ずしもITを上手に活用できているとは言い難いのが現状です。
日本の教育環境が、ITをうまく活用できない理由の考察
では、なぜ日本の教育環境は、ITをうまく活用できていないのでしょうか?自分なりに数点ほど考えてみました。
・教える側が、授業の準備や採点等の事後処理、保護者や生徒対応に忙殺されるために余裕がなく、ITを活用する仕組みを考える時間がない
・ITを活用した事例がまだ少なく、どのように活用すればいいのか道筋がつかめない
・ITの活用方法を設計し、リードしてくれる人が身近に少ない
簡単に言えば、教える側に余裕がないのが根本的な要因ではないか?と思います。
これは負のスパイラルと同じで、
教える側に余裕がない
→ITを活用する仕組みを考える時間がない
→さらに教える側に余裕がなくなる
→(以下無限ループ)
といった悪循環に陥ります。
これは、教育に限らずどの業種でも発生していて、ITへの投資に失敗して旧態依然のまま経営している会社さんが、経営に行き詰るケースを数多く見てきました。
これからは、どの事業も、ITを活用するのは当たり前の時代なのです。
とはいえ、ITを活用すれば上手くいく・・・わけではない
では、ただ単純にITを活用すれば、教育環境が良くなるのか?と言えば、それもまた違うと思っています。
なぜなら、教育の根本は人だからです。
ITを活用するだけでは、教育が良くなるとは思っていません。
ITは、言葉上の定義ではInformation Technology(情報技術)です。
情報を加工したり処理する役割しか持っていません。
教育において、ITを活用する目的は、
・教わる側が、便利に / スムーズに / 楽しくレッスンを受けられる環境を提供すること
・教える側が、少しでも「人を教える」「人を育てる」ことに注力できる環境を提供すること
だと思っています。
この目的を実現するためには、
ITを活用する側(教える側)と、IT環境を提供する側(エンジニア)が、一緒になって知恵を絞り、汗を流し、走り続ける環境が不可欠です。
スタコレは、"教育×IT"への挑戦の第一歩
話が長くなりましたが、スタコレは"教育×IT"への挑戦の第一歩だと思っています。
スタコレでは特に、
・生徒や保護者が抱えている課題を、どうすれば解決できるか?
・どうすれば、先生たちの素晴らしいレッスンを、全国の子どもたちにひろめられるか?
・どうすれば、先生たちがより授業に集中できるか?
・教育×ITで生み出せる新しい付加価値は何か?
の様な視点をもちながら、運営サイドと技術サイドが一丸となって日々健闘しております。
そして、少しでも多くの子どもたちが、
「授業が楽しい!」
「あの先生は面白い!」
「もっと授業を受けたい!」
という声を上げていただければ嬉しいですね。
スタコレに少しでも興味がある方は、ぜひ体験してみてくださいね!