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【入社エントリ】挑戦の先にある未来へ。STUDIO ZEROで描く新たな未来地図
自己紹介
はじめまして!北原 利樹(nimo)です。
2024年10月よりSTUDIO ZERO(以下ZERO)に参画し、産業と社会の革新に挑戦しています。
今回入社エントリということで、
ZEROという組織に少しでもご興味を持っていただいている方に向けて、
私がなぜZEROを選んだのか?を、これまでのキャリアを振り返りながら執筆してみました。
長文になってしまいましたが、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
北原 利樹 / nimo
大学卒業後、本田技研工業に入社。その後、スタートアップから大企業まで複数の企業に在籍し、ロボット掃除機「ルンバ」や照明一体型プロジェクター「popIn Aladdin」などの家電領域をはじめ、エーザイやRIZAPグループ等のヘルスケア・美容領域において、事業及びマーケティング責任者として従事。その後、クリエイター事業を展開する企業における消費財ブランド事業の執行役員を経て当社に参画。消費財を中心とした事業やマーケティングの戦略策定、実行支援等、幅広い領域を得意とする。
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マーケターとしての成長と気づき
仕事における私の得意分野はマーケティングなのですが、その興味は学生時代まで遡ります。
当時、企業インターンシップや広告業界の勉強会等を通じて、多くのマーケターに出会いました。お話を伺う中で諸先輩がマーケティングの力で人々の意識や行動を変容させている点に魅了され、マーケターとしてキャリアを築いていこうと決心しました。
Hondaで出会ったビジネス哲学
マーケターを就職活動の軸に据えたわけですが、数ある企業の中でも「多くの人々の意識や行動を変容させる上では、ターゲット母数の多い消費者向けのマーケティングを行うことが最適である」と考えていたことから、消費財メーカーを中心に就職活動を進めました。
その中で本田技研工業株式会社(以下Honda)の事業内容や、創業者である「本田宗一郎氏」の考え方に強く惹かれ、「Hondaでマーケターとしてのキャリアをスタートさせよう!」と入社を決めました。
Hondaでは社会人の基礎となるさまざまな経験を得たのですが、特にHondaが掲げるビジネス哲学は今の私の礎を築いたものになるので、その一部をご紹介させてください。
当時のHondaの新入社員研修は鈴鹿サーキット近くにある合宿所で行われたのですが、その入社研修で、私は次のビジネス哲学を学びました。
「360度ステークホルダー満足の追求」
また、創業者の本田宗一郎氏が提唱するHondaフィロソフィーの1つである「三つの喜び」という哲学にも出会いました。
「三つの喜び」
- 買う喜び
- 売る喜び
- 創る喜び
「お客様満足度の追求」は企業活動において特別なことではありませんが、モノやサービスを「創る人」「提供する人」であるサプライサイドも含む、プロジェクトの全関係者の喜びをスコープに組み込む姿勢に衝撃を受けたのを今でも鮮明に覚えています。
以来、全てのステークホルダーの満足度最適化が事業の持続的成長の鍵であるという信念のもと、業務に取り組んできました。
今振り返ると、この考え方が支えとなり、過去のプロジェクトにおいて大きな成果に繋がるケースが数多くあったように思います。
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日々、マーケターとして奮闘する中で気づいた価値観
その後、さまざまな企業でマーケターとして日々奮闘する中で、「とある成果目標を達成するためにコミュニケーションがHowの方針となっているが、前提となる行動目標自体が異なるのでは?」と考えるようなケースに直面し、マーケティングに限界を感じるようになったことが何度かありました。
例えば、あるプロジェクトでは行動目標自体が「宣伝による認知拡大・販促」から「営業による販路拡大」に変更されるなど、事業指標自体に修正が入るケースも多く、マーケティング変数(特にコミュニケーション領域)のみのコントロールでは目標達成が難しいケースが意外に多いことに気づきました。
そのような経験を経て、マーケティングの全体最適を行うには「事業数値からのブレイクダウンや事業数値のKGI、KPI、そのものの変更も必要である」と考えました。その後は事業全体を俯瞰して、事業自体に直接関与できるポジションに拘り、ヘルスケア、美容、家電領域を中心に、マーケティングや事業責任者としての経験を積み重ねてきました。
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ZEROにジョインした経緯
入社のきっかけは、ZERO代表の仁科さんからのキャリアSNS経由でのスカウトでした。
面談前はZEROのことは全く知らず、プレイドについても「KARTEをはじめとしたマーケティングSaaSを提供する企業」として認識している程度だったため、あまり興味を抱いていませんでした。
しかし「蒔かぬ種は生えぬ」といった自身のポリシーに従って、情報交換を通じて双方で何か価値が生まれればと思い、面談に臨むことにしました。
正直なところ、他社選考でこれまでのキャリアの延長線上であるメーカーやD2C企業等で「CxO」や「○○部門の責任者」といったオファーをいただいていたこともあり、支援会社側で事業を牽引するという方向は考えていませんでした。
しかし、初回のカジュアル面談でのZEROとの出会いが、私の視座と視点を一変させました。
“多様性”と”コラボレーション”が奏でる新たな価値
面談を通じて、ZEROが「産業と社会の変革を加速させる」という唯一無二かつ壮大なミッションを持っていることや、大企業からスタートアップなどのさまざまな企業規模の役員や幹部クラス出身の方が多数集まり、オリンピック強化選手!?までが在籍する「超個性派集団」であることに興味を持ちました。
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「自身が責任者の立場で事業を牽引する以上の価値を世の中に提供できるのではないか?」
「この人たちとの共創を通じて、更なる自己成長ができるのではないか?」
「これまでの事業会社での知見を生かして、支援サイドで企業の変革支援に挑戦できないか?」
そうして多彩な才能を持つ個性派集団との協働に、自身の成長と社会貢献の最大化を見出した結果、ZEROへのジョインを決意しました。
また、経営や新規事業支援をはじめ、マーケティング、営業、組織構築、人材育成、物流、といったさまざまな支援、更には自社での事業創造(中期)も視野に入れるなど、従来の枠を超えた多岐にわたるZEROの事業領域に大きな可能性を感じたことも重要な動機になりました。
ZEROで働く楽しみと決意
まだ入社して1ヶ月弱とオンボーディングの真っ只中ではありますが、日々、刺激的で緊張感のある環境に身を置いています。
今後は事業会社での事業運営経験とマーケティング知見を活かし、組織と共に成長しながら、産業や社会の変革を加速させる原動力となることを目指しています。
ZEROという個性豊かな舞台で、「360度ステークホルダー満足の追求」の理念を実践し、クライアント、エンドユーザー、関係者、そして自社に至るまで、新たな価値創造を追求していきたいです。
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仲間募集
ZEROは、前例のない挑戦に共に立ち向かう仲間を求めています。
既成概念を打ち破り、新たな価値創造に情熱を注げる方
産業や社会の変革を加速させるという大きなミッションに共感する方
多様な個性との協働を通じて、自己成長を追求したい方
私たちと共に、新たなビジネスを切り開きませんか?
ZEROという従来の業種の枠を超えた舞台で、ともに産業と社会に価値あるインパクトを残せることを、心から楽しみにしています。
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