20年前のわたしよ、ありがとう。
さいしょに。
この上なくパーソナルな事ながら。
20年前(1999年~2000年ごろ)の自分に感謝したい。
ミレニアムだ、21世紀だとざわつく世間を横目に『誠の幸せ』について本気だして考えていた、当時JK(女子高校生)だったわたしよ。
ありがとう。
幸せに生きるにあたって仕事の選択はかなり重要な要素であると、
進路選択でモンモンとし、しつこく悩み倒し、3年で13回の進路変更をかましたわたしよ。
『一握りの人しか食えない』とか『女性には出来ない』とか、星の数ほどの『あなたには出来ない』を浴びせられながら、
最終的に運動療法(アスリートリハビリテーション)の仕事で生きて死ぬ、と決めた、わたしよ。
ありがとう。この仕事は天職だったよ。
お陰様で素敵な人達とご縁を戴いて、日々を機嫌よく愉快に暮らしているよ。
毎日がびっくりするくらい鮮やかに美しいものになったよ。
ぜんぶ、悩みぬいて選んだ仕事が与えてくれたもの。
そしてね、そろそろ、いろいろな人に恩返しが出来るかもしれない、と思えるところまでこれたよ。本当に感謝しかない。
今、まだ日本でのアスリートリハビリテーションの知名度はないに等しい。 けれど必要としている人がたくさんいるのも事実だ。
誰もが当たり前にアスリートリハビリテーションを受けられるようにしたい。大きな病気や怪我をしても 途方にくれなくて済む仕組み、安心感のある世の中にしたい。
それを実現するために、この一生をぶち込めたらいいなー。
わざわざ大変な道を選んだ私よ、ありがとう。これからも よろしくね。
ーーー京都にて、今年初めての雪の降る夜に。ーーー
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