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15年前のデジタル一眼レフの実力

 仕事で画像処理をする際に使っているPhotoshopがアップデートされたので新しい機能を色々と試しながら、ついでに古い画像を現像処理してみた。
 この写真は今から15年前に発売されたCanonのEOS-5Dで撮影したもの。当時としてはまだ珍しい部類に入る35mmフルサイズのデジタル一眼レフで、お値段もそれなりにしたカメラだが、この15年間のデジタル製品の進化を見れば「骨董品」の部類に入るかもしれない。それでも仕上がりを見るとSLの車体の質感や立ち上る蒸気、青空の描写など悪くない仕上がりだと思う。正直に言えば、この写真を撮影した10数年前にPhotoshopの5.5で画像処理した時とは随分違った印象に仕上がった。(当時画像処理した.jpg画像を残してなかったので、直接比較ができないのが悔やまれますが…)
 さすがに15年前のカメラのAF性能や連写スピード(3コマ/秒)を考えれば仕事でバリバリ使うには無理があると思うが、まだまだこの時代のカメラも十分使えるなぁというのが実感です。
 今回は、フィルムで撮影していた頃によく使っていたフジクローム ベルビアを意識した仕上がりにしてみましたが、コダックのエクタクロームやコダクロームっぽい仕上がりにしてみるのも面白いかもしれません。

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