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あばれる自意識、初インスタライブ

ずっと避けてきたんですが。

タイトル通り、先日はじめてインスタライブなるものをやってみた。
私はヨガスタジオを持っておらず、毎度・前月にレッスンのためのスペースを確保するため、会場都合で借りられない、ということがたまにある。(地域のお祭りや会議、全館ワックスがけ等…)
11月も会場を確保できない日があったため、仕方なくレッスンを休みにしようとした。

いや待て、と自問する。
そんなに簡単に諦めていいのか。
今年は人が来ようが来まいが、出来る限りレッスンを開催し続けると決めたのだろう。
もう少し粘って策を練るべきではないか…。
パークヨガ(寒い)、ビーチヨガ(寒い)、
サップヨガ(出来ない)、お外は無理…。

と、このような脳内会議で30分の朝ヨガインスタライブに挑戦するに至った。


なぜ毛嫌いしていたかと言うと。

私が今まで視聴したインスタライブは数えるほど。
しかもその多くが意識の高い人達が対談する、というものだった。

馬鹿にしているわけではない。
私の意識がそこまで追いつかないのだ。

何の気なしに視聴ボタンを押してしまったがゆえに「Yurieさん、ご参加ありがとうございまーす!」などと話しかけられると退室しようにもしづらい。
通りがかっただけなんです、許してください。
あぁ、知らない人が夢を語る姿を見て「ステキです♡」とかコメントを送れるような、明るくてナイスな心根の持ち主だったらよかったのに…。
インスタライブのことを考えると、口の中が苦くなる。


重い腰を上げて準備。

30分の朝ヨガプログラムを考えるのは難しいことではないが新鮮だった。
参加される方が、自宅でその場で出来るもの。
ヨガマット不要、部屋着でOK。
立位や四つん這いは避けて座ったままで心身をアクティベートできる内容を検討する。
リアルなレッスンとの違い。面白い。

当日まごつかないように、事前にテストライブもやってみた。「告知もしていないのだから、誰も見ないだろう」とタカをくくり、写りや機能ををチェックしてみる。
数十人の方にはダル着にボサボサの髪&口も目も半開きでぶつぶつと一人話す異様な姿を見られ、中学時代の友人からはそのスクリーンショットが送られてきた。やむなし。
傷つかずに手にする栄光など無いのである。(大袈裟)

いざ当日、

日曜7時30分~ライブスタート☆

いつものパッキパキのヨガウェアでは違和感があるので「おうちヨガ」らしい服装を選ぶ。
緊張する。
前日にレッスンに来てくださったHさんからいただいた手編み靴下をお守りに履く。
とっても可愛いし、安心する。

私にあわせて、26cm特注サイズ。


思てたんと違う。

実際にやってみると、インスタライブは発見と学びの連続だった。
普段のレッスンでは自分自身のことは一切気にせず、参加される方にのみ意識を注ぐが、インスタライブでは参加者の姿は見えず、自分ばかりうつる。
少し動けば画角からはみ出すし、次々と届くコメントも読みたい。
ちゃんとやれているのか不安になるが、自分のアホ毛やはみ出したヒートテックをずっと気にするわけにもいかない。

コメントが届き、視聴者数が増えていく。
速すぎれば声は届かず、遅すぎれば間延びする。
焦らず慌てず、見えない相手に、ガイドを届ける。

インストラクターになったときから、
真にずっと願っていること。

あなたの心と体が、
1分前より楽になっていきますように。


やってみなければ、わからないことだらけ。

初めてのインスタライブはへどもどしてしまい「上手くできた」とは言えないが、レッスンに来てくださる方や過去に来てくださった方、お会いしたことのないフォロワーさん、沢山のコメントやDMを頂いて驚いた。
「あぁ、もっと上手になりたい。」と素直に思う。

何かをもらえば、ひとは何かを返したくなる。
私の場合は、より良いレッスンで。

他県に住んでいる方や心身の調子を崩している方、興味はあるけど食わず嫌いのヨガ初心者さん、いつものレッスンではリーチできない方ともつながれるのは有難い。

何でも続けてみなければ、上達しない。

ということで次回は…。

【お知らせ】
次回インスタライブ
12月23日㈪ 21時30分~22時00分
『寝る前リセット・夜ヨガLive』
Instagram : yurie_taniya

チラ見だけでも、即退室でも。
(出来るだけ)ダル絡みもいたしません。

どうぞよしなに。



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