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【思い出の橋 5】通潤橋

思い出の橋第5弾は熊本の通潤橋。1~4弾に引き続き、1993年の自転車旅行で訪ねました。
2023年に国宝に指定され、すぐ近くまで高速のICも出来ましたが、私が初めて自転車で訪ねた1993年は、果てしない山奥にある辺境の橋の印象がありました。
詳しい説明は下記のホームページを見ていただければと思います。


1993年、自転車での訪問時。設計者の布田保之助像の前にて。
2019年再訪。上の写真とほぼ同じアングル

通潤橋は、今年で建設から170年になります。熊本地震も耐え(一部損傷)、今でも現役の農業用水路橋です。日本最大級の石造アーチで、構造上の大きな特徴はアーチの両端を横から支えている、お城の石垣のような「鞘石垣」です。

再訪した2019年は、2018年の豪雨により、崩落した鞘石垣の修復工事の最中でした。
1993年の写真。当時は、5000円出せば放水を見せてくれました。
今は放水日が決まっているようなので、訪ねる際はホームページで確認されることをお勧めします。

布田保之助さんとともに通潤橋の建設に関わった橋本勘五郎氏は、後に福岡県八女市に通潤橋の弟といえる「洗玉橋」を建設します。いろいろと縁があって洗玉橋の記事を書いたので、もしよろしかったら覗いていってください。↓


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