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【やりたいことが見えた】デジタルデトックスのすすめ

 年の初めにデジタルデトックス宣言してから1か月たちました。
自分の中ではいいことばかりが続いていると実感しています。

 タブレットを見えないところに隠し、メインのデジタルツールはノートPCとキンドル。スマホはカメラと通話機能以外極力使わないようにしています。
 誘惑に負けてインスタとか見ちゃうと沼にはまるので、SNSには15分のアプリタイマーを設定しました。

この記事では、デジタルデトックスの結果、自分の中で得たものを紹介します。


0.やりたいことが見えた

 飛行機や電車の中、外食場所、カフェなどで周りを見渡すと、老若男女問わずほとんどの人はスマホやタブレットをぽちぽちしています。飛行機で私の前に座っていた夫婦は、飛行機が着陸し電波が使えるようになった瞬間、インスタの縦スクロールの動画を見始めていました。
 私の場合、SNSから得る情報は、ほとんど自分のやりたいこととは無縁に一方的に入ってくる受動的な情報。SNSをやめることで、自分自身と向き合う時間が増え、自分が本当にやりたいこと(=アナログなものづくり)がぶれずに見えるようになりました
  SNSでは、投資やお金を増やす方法をいろいろと紹介していますが、私のモチベーションのエネルギーはお金ではなく、自分にうそをつかず「やりたいこと」をやりきることです。今年で還暦になり、あと5年で定年ですが、自分の中では気持ちがいいくらいに迷いがありません。

1.読書量が増えた

 テレビやネットをついついだらだら見てしまうのは、情報への欲望が根本にあると思います。
 手元で使える端末がキンドルだけになると、本を読まずにいられなくなり、読書量が倍増しました。前から読書の習慣はありましたが、せいぜい月5冊程度読めればよいほうでした。デジタルデトックス宣言した1月は10冊読めました。キンドルの防水モデルはお風呂で読めるのがありがたいです。
 読書からの情報は、スマホからもらう受動的な情報と比較し、能動的に自分から読みにいかないといけない分、明らかに質が高く、自分の価値が高まるのを感じています。

2.ノートの落書きが楽しくなった

 ツバメノートの書き心地が快感で、寝る前に鉛筆でなにか浮かんだアイデアを書き出す習慣がついてきました。今、モニター台が欲しいのですが、それを自作するアイデアが何案もわいてくるのが楽しいです。
 読書や映画の感想などもバレットジャーナルのA5ノートに書き込んでいます。頭の中が整理されるとともに、ノートが消費されていくことに達成感を感じています。

自作したいモニター台の落書きスケッチ

3.睡眠の量と質が上がり、体調が回復

 寝る前のスマホポチポチがキンドルの読書に変わりました。キンドルはモノクロ液晶でブルーライトの影響がない(多分)ので、ふとんの中で読書して気が付いたら眠りについています。これがスマホやタブレットだと目がさえて眠れなくなり、インスタやyoutubeで面白いけどためにならない情報をだらだらと見続けてしまいます。
 うつ病あがりの身ですが、体調が回復し、仕事がいろいろ頑張れるようになってきました。

4.アナログな出会いが向こうからやってきた

 アナログ手法でノートにアイデアを出し続けると、自分の中からアンテナが出てくるのか、連鎖的にモノやヒトと出会いが向こうからやってくるようになりました。
 「PCを買ったのでモニター台が欲しい」と思ったとき、
 デジタルツールだと、
  モニター台が欲しい
   →製品を検索
    →いいものを選んでポチる
     →なかったら妥協するかあきらめる
 の流れになるのに対し、アナログツールだと検索ができないので、
  モニター台が欲しい
   →店に行く
    →いいのがない
     →しゃーない作るか
      →ノートに落書きしてみよう
       →もっといい感じにできないかな
        →明日また考えよう
         →材料どこで買おうかな
          →ハンズにいい感じの板があった
           →この材料を使う前提でまたスケッチ
            →偶然屋久杉の工房と知り合いに
             →運命の屋久杉一枚板との出会う
              →加工してみる
               →また新しいアイデアが沸く
みたいな感じで、アイデアやアナログの縁がつながって思いもしなかった未来につながりました。

屋久杉工房さんのバックヤードから私が発掘し、格安で譲っていただいた、屋久杉の1枚板。のちに樹齢1000年超えのお宝だったことが判明。
木目が見事で毎日にやにや眺めています。ささくれや節がいっぱいありますがそれを含めて生き物みたいで見ていて飽きません。上の写真と色が違うのは、水に濡れているかどうかの違い。ニスを塗ると上の写真のようになります。

この板を使ったモニター台を製作中。次の記事で報告します。ひらめきのきっかけはアナログ空間にたくさん転がっているので、デジタルツールはモノづくりの補助と情報発信のために活用します。

デジタルデトックス後の創作活動ツール
 vaioノートとツバメノート(写真)
カバンの中にはキンドルとバレットジャーナル用A5ノート

↓屋久杉の匂いが漂う大宰府工芸さん。心が清まるパワースポットとしてお勧めです↓





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