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Kの向くままにおススメ映画『怪物』ネタバレあらすじ感想日記
こんばんは。人間の脳じゃないかもしれないKです。今回は『怪物』。一言で表すと「親子と友情の映画」です。
こんな人におススメ
◎心温まる映画を観たい人
◎秘密基地を作ってみたい人
◎家族で観れなくない
要注意点まとめ
▲オオカミ男やフランケンなんかは出てきませんので
こんな映画です
小学生2人の友情。自転車で駆け回って廃トンネルを探検し、秘密基地を作って遊ぶ、そんな微笑ましい日常…
もう少し詳しく
…なんだけど、大人が色々とややこしくしてくる。子ども2人の視点と周りの大人の視点では同じ世界なのに全く違う事が起こってます。
親子、恋愛、大人と子ども、LGBTQIA、先生と児童、学校と保護者、、、そういった理解の難しい関係にどうやって向き合うのか、ていう映画ですね。公開後、子どものQIAが話題になりましたけど、それは上記のように色んな関係性の中の一部であり、メインテーマではないよ(Kの認識)。
観た後はこんな気分になりました
子役だよねー、キャスティングの時点で勝ち確?安藤サクラも良かったけど(でもKの中で安藤サクラと言えば『愛のむきだし』!)。是枝監督は子役の選び方とか演出が本当に上手。
Kは勿論事前情報なしで観てますけど、LGBT要素が終盤発覚てのにはビックリしました。とある評では「『クロース』に似ている」とか言われてましたが別物かと。『クロース』はそれが本体の映画なんだけど、本作は他の主題があってQIAの要素も含むよ、って事。日本人には馴染みの少ないというか、隠したくなる分野なのかもしれませんね。個人的には特別扱いしません。男女のヘテロな恋愛と同格でいいよね?《ヘテロ賞》がないのに《クィア賞》はあるなんて、文化人はQIAを特別扱いし過ぎ!という事でKは本作のような表現はプロモーションも含めてちょうど良いと感じました(プロモーションの時点ではQIAについて何の言及もヒントもなかった)。
…ところで、、ガールズバーに対する視線、冷たくない?そこで頑張って働くガールズにも失礼と言うか可哀想でしょうに。。
あと、校長のキャラ。変じゃないか?教頭はぽくて良かったし、二年の時の担任も熱血あるある。校長はチョット、ね。。
心に残ったセリフ
星川 :「《酒処うえだ》の自販機でコーラ買った事ある?あそこのコーラは3回に1回、温かいコーラが出るよね。麦野くんは出た事ない?」
麦野 :「あるよ。」
星川 :「( ̄ー ̄)ニ」
多分、お父さんのお遣いで頻繁に酒処へ行ってたのかな、という推測もできるけど、、それにしても豚の脳はハイセンスだな。人間よりよっぽどいいじゃん。性別関係なしに、人間か怪物かも関係なしに、こんな楽しい友達なら一緒に居たいよね。
タイトルに反して、非常に微笑ましい友情の映画でした(子ども目線で観ればね)。
麦野 :「星川くんがガールズバー燃やしたの?ガールズバーにお父さんがいたから?」
星川 :「お酒を飲むのは健康に良くないんだよ。」
あ、お酒 スミマセン、、大人目線ではチョット恐怖映画かもです。。
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