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Kの向くままにおススメ映画『十二人の怒れる男』短文紹介

【密室劇の金字塔映画】 

父親殺しの罪に問われた少年の裁判で陪審員たちが評決に辿り着くまでのお話。

裁判所の一室で12人のオッサンが喋ってるだけなのに、、脚本や演技の素晴らしさは既に語り尽くされている名作。

被告の少年は白か黒か?ていう映画ではありません。人命の重さや陪審制の問題点などが焦点。
やたら人が死んだり頭や腕ちぎれる暴力的コンテンツとかも多い昨今、人間一人の命についてオッサンたちが真剣に葛藤する本作には良心と希望を感じました。
しかし、、陪審員8番がもし別の人物だったら死刑確定でしょう?
もし1分遅く出てたら交通事故に遭遇しないのと同じような事で、、だから人生は運ゲーとも言えるけど、裁判まで運なんてねぇ。
人が人を裁く事への疑問とか限界とか、そんな事も考えさせられました。


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