数あるスタートアップから「プロダクト力」に魅了、「Web制作ならSTUDIO」が当たり前の世界へ
STUDIOは、世界中の人たちが創造性を発揮できる未来を目指しています。
プロダクトを通じてユーザーの方にお届けしたいのは、ノーコードでWebサイト制作ができるという利便性だけではありません。プロダクトに触れて、その使いやすさを実感してもらう。スムーズなデザイン作成を可能にして、創作の楽しさや喜びを味わってもらう。そんな最高の体験を提供できたらと考えています。
今回はSTUDIO1人目のマーケターとして入社されたMorigakiさんのインタビューです。
広告代理店やクリエイティブエージェンシーなど多くの企業と関わりを持ち支援をする中で、なぜSTUDIOを選んだのか。今までの経歴と今後の目標を伺いました。
新卒で入社した広告代理店で企画100本ノックを経験
──これまでのキャリアについて教えてください
新卒で広告代理店に入社し、8年間在籍していました。最初の3年間は営業職としてフロントに立ちながらクライアントワークに携わっていました。残りの5年間はプランニング職として、プロモーションの企画を考えたり、マーケティングの戦略を考えて顧客へ提案していました。
──なぜファーストキャリアで広告代理店を選んだのでしょうか?
幅広い業種や企業と関わり知見を広げたいと考え、就職先を消去法で絞っていました。その中でもいろいろなことにチャレンジできそうな業界が良いと思い、コンサルティングファームと広告代理店に行きつきました。
その2つの業界の中でいろいろな会社の選考を受け、内定をいくつかいただきました。コンサルも内定をいただいたのですが、アウトプットに遊び心がある広告代理店の方が面白そうだなと思ったんです。加えて、私はテレビ、映画、音楽、漫画、本などエンタメ全般が好きなので、 それが仕事につながるという点も決め手でした。
──転職のきっかけを教えてもらえますか?
自分自身の今後のキャリアを考えた時に、もっと違った可能性にも挑戦してみたいと考えるようになりました。そこで、転職先なども決めずに一旦退職しました。
退職後は1年間くらいフリーランスとして今後のキャリアについて考えながら仕事をしようかなと思っていました。そして、広告代理店でお世話になった先輩が起業した会社のお手伝いも兼ねて、フリーランスとして仕事を始めました。
その会社はいわゆるクリエイティブエージェンシーと呼ばれる業態で、広告代理店でもありつつ、クリエイティブの制作から戦略策定・実行までワンストップで支援する事業を展開していました。
その会社でマーケティングやプロモーションの企画をする役割を業務委託として担っていたのですが、正社員として誘われたこともあり、正式に参画しました。
まだ立ち上げて1年ほどの会社で、社員数も私が5人目の規模でした。これからガンガンやっていこうという勢いのある企業で、私はプランニング職をやっていました。その会社に8年間在籍したのちに、2022年11月にSTUDIOへ参画した形となります。
──これまでのキャリアでハードシングスがあれば教えてください
1社目の広告代理店時代に担当した案件でしょうか。 時間がない中、アイデアを100本考えてクライアントへ提案するようなことが3ヶ月くらい続いたことがあり、正直キツかったです。プランニング職としてはとても良い経験にはなりましたが、一番ハードルが高かったです。
その案件が最も象徴的ではありつつも、似たようなことは他にもいろいろと経験をしました。クライアントの規模が大きくなるにつれ、要求も高くなってきます。それに応えるため、アイデアの量やクオリティを意識していました。ひたすらそれだけを考え、家にもなかなか帰れずみたいなことはたまにありましたね。ただ、この経験が自分の礎となったようにも思います。
──STUDIOへ入社して働き方のギャップは感じますか?
そうですね。今は超ハードワークはしていません。それよりも「最小の工数でいかに効果を出せるか」を大切にしています。
これまではクライアントワークを中心にやってきたため、時間の使い方やスケジュールの立て方をプロジェクトに合わせるのが前提でした。締切が決まったらそれが絶対で、そこから逆算して自分の時間をいかに使うか考える必要がありました。
STUDIOでは、社内のスケジュールや締切はもちろんありますが、どちらかといえば自分たちでやらなければいけないことを決め、それをどういうスケジュールでやっていくかを考えながら仕事ができている気がします。
もちろん、常にやるべきことを消化しては増えを繰り返しているのですが、自分で調整しサービスに向き合えているという面では、精神的に健全でいられます。
数あるスタートアップの中で「プロダクト力」が決め手に
──STUDIOのことはどこで知りましたか?
実はSTUDIOがローンチされた当初から知っていました。スタートアップに関する情報収集をしていた時期がありまして、ノーコードでWebサイトが制作できるというのが当時は印象強かったので覚えていました。とはいえ、そのときは面白いサービスの一つとして頭の片隅に残っている程度でした。
そして2022年の夏頃、前職のクリエイティブエージェンシーでSTUDIOのマーケティング戦略や施策を提案する機会をたまたまいただいたんです。提案するにあたり、私が戦略を考える担当になったため、STUDIOについていろいろと調べました。
WebサイトやSNSを中心に、STUDIOが世の中にどう思われているかを調べてみたのですが、そのときに「とてもユーザーに愛されているプロダクトだな」と感じたんです。
──では、それがきっかけでSTUDIOへ転職したのですか?
いえ、ちょうどその時期にキャリア的にもターニングポイントだと感じていたため転職活動を始めていて、STUDIO以外のスタートアップも見ていました。
事業会社へ入社するのであれば、裁量を持って業務ができるスタートアップが自分に合っていると考えていました。しかし、ステージが早すぎるとそもそもまだマーケティングに注力していない企業もあります。
そのため、ある程度PMF(プロダクト・マーケット・フィット)しており、ここからマーケティングで成長していく必要があるシリーズAくらいのスタートアップと相性が良いのではないかと考えました。
そこで、直近1年でシリーズAの資金調達をした企業をGoogleで調べました。その中で事業内容が面白そうな企業がないか見ていたのですが、そこにSTUDIOも出てきました。
過去に代理店として提案した経緯もあり、STUDIOがどのような事業をやっていて、どのような課題を持っているのかは自分なりに把握していたつもりです。
そして実際、話を聞いてる中で、やはり一番面白そうだと感じ、話が合ったという点から、STUDIOへ参画することを決めました。
──具体的にSTUDIOのどのような点に共感しましたか?
端的に申し上げれば、プロダクト力やブランド力でしょうか。
どんなにマーケティングを頑張ってもプロダクトが良くないと、一瞬売れることはあっても継続して売れることはないということは、広告代理店時代にずっと感じていました。しかし、プロダクトが良くないものほどマーケティングを頑張れと言われるのが現実でした。
そのため、私が事業会社で働くのであれば、自分自身がプロダクトに関心を持てることが重要だと思いました。私はデザイナーでないためSTUDIO自体をそこまで使うことはなかったのですが、クリエイティブエージェンシーに在籍していたときにデザイナーの方とも一緒に仕事をしていたこともあり、ある程度はデザインに関する理解はあると思っています。
また、これまではほとんどマーケティングに取り組んでいなかったにも関わらず、これだけユーザーから支持されているプロダクトはすごいと思ったんです。
自社プロダクトへのフィードバックを直接もらえるやりがい
──STUDIOでのmorigakiさんの役割について教えてもらえますか?
ざっくり言うと、STUDIOが成長していくために必要なマーケティング施策を見ています。戦略を考えるのもそうですが、実際に私が手を動かすことも多いです。
マーケティングチームは私を入れて3名在籍しています。STUDIOはいわゆるPLG型のSaaSなので、セールス部門は今のところ設けていません。
──マーケティング部門における課題はありますか?
やりたいことがいろいろある中で、リソースが足りないことでしょうか。とはいえ、それはどの企業にとっても永遠の課題だと思うので、リソースが足りる状態になることはないと思った方がいいと割り切っています。
そのため、今のリソースの中でどのように効果を最大化するかということを考えています。やるべきことがたくさんある中、リソースの選択と集中や優先順位付けをすることが重要だと思っています。
また、これはスタートアップあるあるだと思いますが、プロジェクトが突発的に発生してスケジュールが予定通りに進まないこともあります。
スタートアップなので世の中のトレンドに合わせて臨機応変に対応することが重要ですが、それを優先した場合、今まで組んできたスケジュールとどう折り合いをつけるか考えさせられることもあります。
緊急度と重要度のバランスを考えなければいけない。社会の動きを捉えながらどうやってプロジェクトを推進していくかを考えるのが、スタートアップならではのやりがいでもあると感じています。
──仕事のやりがいやSTUDIOの良いと感じる点を教えてください
これまでのキャリアでは、クライアントワークが中心だったため、自分たちでプロダクトを持っている環境は初めてです。そのため、マーケティング施策を仕掛けた時にダイレクトに反応が返ってくるという点は新鮮で面白く、とてもやりがいを感じる部分です。
STUDIOのメンバーは皆、プロダクトのことが好きだということが伝わってきます。全員がプロダクトをいかによくできるか、ユーザーに喜んでもらえるかということにベクトルが向いていると感じます。本来はそれが当たり前であるべきだと思うのですが、実は意外と珍しく、恵まれた環境だなと個人的には思います。
「Web制作ならSTUDIO」が当たり前の世界へ
──STUDIOで成し遂げたい目標や野望はありますか?
シンプルな目標ですが、STUDIOをもっと普及させたいという点に尽きます。マーケティングを通じて自社プロダクトをいかにグロースさせられるか、そこが私がSTUDIOへ参画した一番の理由であり、挑戦だと捉えています。
もう少し解像度を上げると、制作会社やフリーランスを含め、Web制作に関わる人の誰もがSTUDIOを知っており、STUDIOを使うことが当たり前の選択肢になっていることが理想です。その状態を作るためにどのように働きかけるかがマーケチームの役割だと感じています。
──STUDIOのカルチャーや組織についてどう思いますか?
組織としては非常にフラットだと思いますし、メンバーは素直で純粋な方が多いと思います。そのため、年齢や役職の垣根もないですし、石井さん(弊社CEO)に対して気軽に意見を言えて、それに対して議論できる環境だと感じています。
そのような意味では、世の中にある会社の中でもかなりフラットだと思います。やはりみなさんプロダクト愛が強く、仕事に対して純粋に取り組んでいる姿がうかがえます。
──どのような方がSTUDIOのマーケティング部門で活躍できると思いますか?
「クリエイター脳」と「ビジネス脳」のどちらも持っている二刀流の方でしょうか。なかなかそのような人材はいないのですが、逆にそのような方はSTUDIOでとても活躍できると思います。
これからSTUDIOはマーケティングの力でよりサービスを成長させるフェーズに入っています。ぜひこの状況を一緒に楽しんでくれる方とご一緒できたら嬉しいです。
いかがでしたでしょうか?
今後STUDIO公式noteでは、メンバーインタビューや中の人に関しての発信も行なっていきます。
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