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【絵本感想】『 ちいさなあなたへ 』



「 親でいる喜びと切なさが溢れる、永遠に大切にしたい一冊 」




👑絵本ナビプラチナブック👑

著:アリスン・マギー
著:ピーター・レイノルズ
訳:なかがわ ちひろ
出版社:主婦の友社



《 読書感想 》


このお話は、お母さんが自分の子どもをとても大切に思っている気持ちを描いた絵本です。


物語の最初では、お母さんが赤ちゃんだった子どもの小さな指を一本一本数えて、それに優しくキスをする場面があります。また、初めて雪が降った日のことを思い出し、抱き上げた子どものほっぺたに雪が溶ける様子をお母さんが見守っているシーンもあります。このように、お母さんは子どもとの日々をとても大切に思っていることが伝わってきます。


そして、道を渡るときに、いつも子どもがお母さんの手をしっかり握ってくる場面も出てきます。小さいころの思い出を振り返りながら、お母さんは赤ちゃんだった子どもが少しずつ大きくなり、今では子どもとして成長していることに気づきます。


後半では、お母さんがこれからの子どもの未来について想像し、どんな出来事が待っているのか考えます。楽しいことがあって笑う日もあれば、悲しいことがあって耳を塞ぎたくなる日もあるかもしれない、とお母さんは思います。それでも、どんなことがあってもお母さんは子どもをずっと見守り続けるという強い気持ちを持っています。


最後には、お母さんが子どもを大事に思っているのと同じように、自分もまたお母さんに大事にされてきたことに気づかされます。母から子への愛が、代々受け継がれていくことがこのお話で描かれています。


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このお話を読んで、私は自分のお母さんが、私のことをどんな風に見ているのかを想像しました。お話の中のお母さんが、私のお母さんと同じように、小さいころの私のことを大事に思ってくれていたんだなと思います。赤ちゃんの時から、お母さんは私のことをずっと見守ってくれていたんだと思うと、とてもあたたかい気持ちになりました。


お母さんが私の手をつないでくれるとき、私も安心します。お話の中で、お母さんが子どもの手をしっかり握っているところを読んで、私も小さいころ、いつもお母さんに手をつないでもらっていたことを思い出しました。これからも、たくさんのことを経験しながら、お母さんと一緒に成長していきたいと思います。


このお話では、私がこれから大きくなって、楽しいことやうれしいことがたくさんあるけど、時には悲しいことやつらいこともあるかもしれないということを教えてくれました。でも、その時もお母さんがきっとそばにいてくれるんだろうなと思うと、安心します。


お母さんが私を大切に思ってくれているように、私もお母さんのことを大事にしていきたいと感じました。このお話を読んで、親子の愛情がどれだけ深いものかがよくわかり、私もそんな愛情を感じながら成長していきたいと思います。



この絵本は、娘の成長の喜びと同時に、時が経つことへの少しの寂しさも感じさせます。

それが紫のラベンダーの花のように静かで美しいイメージと重なり、読者に深い感動を与えるのでしょうね。



どこか儚く、しかしその中に温かい愛情が詰まった物語で、読んだ後も心にじんわりと残る作品だと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



■ ネットでの感想




<親子の絵本の感想文>



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