見出し画像

【健康】クエン酸を日常的に摂取すると起こりそうなこと

クエン酸を毎日摂取することに関する情報を以下にまとめます。基本的に、裏付け情報のあるものを収集しています。

良い方の出来事

  1. 疲労回復: クエン酸は、体内で乳酸を分解し、新陳代謝を促進することで疲労回復に寄与します。運動後にクエン酸を摂取することで、乳酸の濃度を低下させ、疲労感を軽減することが報告されています。とはいえ、「疲労感」と書いたように、感想にすぎないのも事実。根拠としては薄いものがあります。以前の記事でも「乳酸は疲労物質ではない」かもと書きましたが、乳酸に着目する考え方は的外れともいえます。最近はクエン酸ドリンクの宣伝文句でも「感」を付けていたりするので、多分、乳酸説は消えていくと思われます。

  2. エネルギー産生: 体内で食べたものからエネルギーを生み出すときに働くのがクエン酸回路です。したがって、体内にあるクエン酸はこの回路を回す際に働いています。どちらかというと、長期的な摂取については、こちらの働きが疲労回復に働いているかも知れないとは言えそうです。

  3. ミネラルの吸収促進: クエン酸は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルの吸収を助けるキレート作用を持っています。つまりは吸収しやすくなります。これにより、骨の健康維持や筋肉機能の向上に寄与します。

  4. 抗酸化作用と抗炎症作用: クエン酸には抗酸化作用があり、身体が受ける酸化ストレスや炎症反応を軽減することが示されています。これにより、細胞の損傷を防ぎ、健康維持に役立つ可能性があります。

  5. 結石の予防: クエン酸は尿中のカルシウム濃度を低下させたり、尿のpHを上げる働きがあり、腎臓結石の形成・成長を防ぐ効果があります。

  6. 血糖値の改善: 一部の研究では、クエン酸が血糖値を改善する可能性が示唆されています。

悪いかもしれない事象

  1. 胃腸の不快感: クエン酸を大量に摂取すると、下痢や腹痛、胃腸の不快感を引き起こす可能性があります。

  2. ミネラル不足: クエン酸はカルシウムやマグネシウムと結合する性質があるため、過剰摂取によりミネラル不足になる可能性があります。

  3. アレルギー反応: 一部の人々ではクエン酸アレルギーが生じることがあります。

  4. 歯へのダメージ: 唾液の少ない方にとっては、口中が酸性になる事が歯のエナメル質に悪影響を及ぼします。寝る前なんかだと注意が必要です。

まとめ

あくまでここに書いているのは長期的な話です。念の為、毎日少しずつ飲み続ける人体実験をしています。元気になったりするでしょうか。
運動中に摂取することの意義は気分的なもの以外、まだ見つかっていません。それでもクエン酸入りのスポドリを飲みますか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?