SSSSSRの激レアお寝坊
先日ついに。社会人人生で初めて。なんと。なんとなんと。寝坊をしました!!!!!やらかしました!!!!!
残業したり、書類を作ったり、勉強したり、習い事に行ったり、転職活動をしたり、とバタバタしていたら、「髪を乾かしてパジャマに着替えて電気を消して寝る」というルーティーンがこなせなくなり、電気をつけたまま気絶して気づいたら朝、という日が続き、ついに。
仕事が辛すぎたときもあったんだけど、そのときと比べれば心持ちはぜんぜん安定しているので、本当に体力的な疲れがでてしまったのだと思う。
後輩から電話が来て初めて目を覚ました。時計に目をやると10時半。一旦目を瞑る。もう一度開ける。10時半。あ、終わった。
後輩の第一声が「生きててよかった」だったので色々と申し訳なくなりつつ、すぐに課長に電話した。
奇跡的なことに、その日は、滅多に休まないパワハラ部長がお休みであり(パワハラ部長は一年で1日か2日しか有給を使わない)、オフィスのレイアウトを変更したばかりで誰がどこにいるのか馴染んでおらず、さらに次の日が会社行事だったため社内はバタバタ。という、奇跡のトリプルコンボ。この時点ですでにSSSRくらいの奇跡。
この状況をみた同じ部署の先輩・後輩たちが「これは寝坊じゃなくて体調不良で午前休をとったことにできるっ…!イケるっ…!」とふんで、上の人たちにバレないよう寝坊隠蔽に奔走してくれた。
出社してから、電話してくれた後輩に話を聞くと、「〇〇さんも、△△さんも、□□さんも、みんな寝坊したことあるらしいですよ」と教えてくれた。先輩たちも脈々と寝坊したことを知り、少し安心。
事情を知っている隣の部署の部長や、そのまた隣の部署の先輩後輩にはニヤニヤされつつ、電話をしてくれた後輩とうまいことやってくれた課長には賄賂(というとちょっと違うかもだけど)のお土産を渡し、素知らぬ顔で仕事を終えた。
会議や必須の仕事がないなんでもない日に寝坊、という笑える範囲の(私にとっては冷や汗ものだったけど…)失敗をしたことで、「寝坊か(笑)」「どんまい」「やっちゃったね!笑」と、なんとなく周りの空気が柔らかくなった。多少の弱みを見せることは、周りにとっても安心につながるのかもしれない。
大袈裟かもしれないけど、こういうことがあると、自分を助けてもらったこと、普段から助けてもらっていること、を、一気に自覚する。可視化される。
助けるのも助けてもらうのも、センスや頭の良さ、開き直りが必要だと思う。私が馬鹿正直に「寝坊しました」と上の人に言ってしまえば、助けようとしてくれた人たちの努力や気遣いは無駄に終わる。助ける方も、「灯さんから電話でした、寝坊だそうです」と上の人に報告してしまえばそこで終わる。
だからこそ、その日、いろんな状況やお互いの対応がうまく噛み合って、SSRの連携で「体調不良で午前休」にできたときに、めちゃくちゃ達成感を感じた。
そこまでしてみんなが色々動いてくれたことや、非常に心配をかけてしまったことは、本当にありがたく申し訳なく、もう二度と寝坊はしないと誓った。大反省!!!
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