7つの休養と休み方

睡眠だけでは、足りない?!

休養=休み+養うこと
コロナ状況がまだ予断を許さない現状で睡眠は意識して十分とるようにしていますが、記事を書いたダルトン=スミス医師によると、睡眠だけが休養ではないそうです。

まず、休養とは何かをおさらいしましょう。

厚生労働省による「休養」の定義は次のようになります。

「休養」は疲労やストレスと関連があり、2つの側面がある。

1つは「休む」こと、つまり仕事や活動によって生じた心身の疲労を回復し、元の活力ある状態にもどすという側面であり、2つ目は「養う」こと、つまり明日に向かっての鋭気を養い、身体的、精神的、社会的な健康能力を高めるという側面である。

休養の「休む」の部分ばかり考えていましたが、そういえば「養う」要素もあるんですね。

では、ダルトン=スミス医師が述べる7つの休養には、どんなものがあるのでしょうか。

身体的な休養
言うまでもなく睡眠です。

ダルトン=スミス医師は、身体的な休養には、受動的なものと能動的なものがあると言います。受動的な休養は、睡眠や昼寝。ヨガやストレッチ、マッサージが能動的なものとして挙げられています。

なるほど、ヨガを休養だと思ったことはありませんでしたが、疲労の回復や心身のリフレッシュするのに役立つなら、一種の休養になるんですね。

人によっては、散歩や瞑想もこのカテゴリーに入るかもしれません。

メンタル面の休養
パンデミックでいっそう重要度が高まる

ダルトン=スミス医師の提案には、仕事中に定期的に休むことが挙げられています。決まった時間間隔ではありませんが、わたしも仕事が行き詰った時にはデスクから離れて、少し読書をしたり間食したりして気持ちをリセットします。

休養というよりは気晴らしだと思っていましたが、自分のメンタル面のプラスになっているならOKでしょう。

また、同医師は、心配事などで夜眠れない時には、枕元にメモ帳を置いて心配事を書き出してから寝ることも勧めています。

不安を書き出す行為が、それを心から外に出すことにつながるのでしょうか。夜に限らず、雑念や不安が堂々巡りする時には効果がありそうです。

この記事を読んで、パンデミックにおいて自分のメンタル面の休養になっていることが2つあるのに気づきました。

感覚面の休養


仕事の会議やイベント、友だちとのチャットもアプリに頼っている現状では、デバイス使用による疲労感はなかなか解消できません。

デジタルデトックスまではいかなくても、デバイスの使用時間を減らす、Zoomの後はかならず休憩を入れるなど、何らかのルールを決めて実行する重要性は高まっています。

ダルトン=スミス医師は、ときどき1分間目を閉じる、1日の最後にデバイスをオフにするなどを提案しています。

休養とは言えないかもしれませんが、デバイスの通知をオフにして、自分のペースでメールやアプリをチェックするのも感覚面での刺激を少なくすることには役立つでしょう。ちなみに、前述の読書は、寝る前なのでデバイスではなく紙で読んでいます。

視覚以外にも、聴覚も刺激を受けています。音を遮断、または軽減する場所やツールを取り入れることも役立ちそうです。

感情面の休養


パンデミックで、ストレスや孤独、虚無感など、以前なら一時的だったかもしれない感情を長い間抱えていることも。

その上に巷には暗いニュースが蔓延して、つい「ドゥーム・スクローリング」にはまっているのに気づくことはありませんか。

ドゥーム・スクローリングとは、気が滅入るニュースを続けざまにサーフしたり、スクロールしたりしてしまう傾向です。それに気づいたらデバイスを手放す勇気が、感情面の休養につながります。

ドゥーム・スクローリングに対抗する手段としては、「ジョイ・スクローリング」があります。

こちらは、その名のとおり、楽しく、気持ちがアップするものを見る行為です(ただしデバイスの使いすぎは感覚面での刺激になってしまうので、バランスが必要です)。

続きは、明日

by強め女子会

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