Extre Issue: 安全性をとるか? 低価格をとるか? 破格の HDD を入手
こんにちは!Stroll & Snaps のリッキーです。
日常の中で出逢った彩&近場で見つけた魅力を撮ってます。
バックアップ用ドライブを探していたところ、破格の PC 内蔵用 HDD(500GB)を発見。
「中古(未使用品)」ランク。新品の半額以下。
セオリーに従い、安全重視&リスク回避でいくか?
それとも、格安ドライブに挑戦するか?
えいやー(?)でポチりました(自己責任)。
Seagate Barracuda ST500LM030
500 GB - 2.5" Internal - SATA3(SATA/600)- 5400rpm - Up to 140MB/s
SMR
Cache Size: 128 MB
汎用グレード & 外箱のないバルク品。
PC 内蔵用の HDD ですが、遊休化していた HDD ケース(中身は ASMT105x,ASM225CM 搭載)を有効利用。外付けドライブ化します。
なお、ASM225CM については、ASMedia Technology の公式ウェブサイトに「USB 3.2 Gen1(= 5 Gbps)と SATA 6 Gbps を架橋するソリューション」とあります。Max. 140MB/s の HDD を使う分には問題なくいけるかと。
(5 Gbps[= 625 MB/s]> 140MB/s)
初期化&フォーマット
未使用の PC 内蔵用 HDD を使うには、初期化&フォーマットする必要があります。
操作で困ったら、「苦しい時の 生成 AI 頼み」。
「Windows 11 で初期化されていないHDDをフォーマットする方法は?」
などと尋ねると、ざっくり回答してくれます。
Google でググるのも「あり」です。わかりやすいサイトを挙げてくれます。
ドライブと PC を接続。
HDD ケースの LED で通電を確認。
スタートボタンを右クリックし、「ディスクの管理」を選択します。
「ディスクの管理」画面に「不明」なディスクが表示されます。
「不明」の欄を右クリックすると、「ディスクの初期化」画面が立ち上がります。パーティションスタイルを選択し、「OK」を左クリックします。
(PC 側が Windows 8 以降なら「GPT(GUID パーティションテーブル)」を選択するのが一般的。)
「未割り当て」の欄を右クリックして、「新しいシンプルボリューム」を選択します。
ウィザードが立ち上がります。
「次へ」を左クリックします。
「最大ディスク領域」と「シンプルボリュームサイズ」が一致していることを確認して、「次へ」を左クリックします。
(=この稿では、「未割り当て」領域の全体を1つのパーティションにすることにします。)
「ドライブ文字」は、デフォルトで特に問題ないかと。
そのまま「次へ」を左クリックします。
「パーティションのフォーマット」まで来たら・・
「クイックフォーマットする」の✓を外して、「次へ」を左クリックします(=「通常フォーマット」を行います)。
【注意!「通常フォーマット」には相当の時間を要します。】
HDD の「通常フォーマット」については、否定方向の意見(「時間かかるし、クイックフォーマットでええやん」といった意見)もあります。
でも、「通常フォーマット」にすると、全セクタへのアクセス(読み)&ゼロフィル(書き&消去)をやってくれるはず。
格安品ということもあり、無償で採りうる自衛策として「通常フォーマット」を選択します。
【注意!「通常フォーマット」には相当の時間を要します。】
「完了」を左クリックすると、フォーマットが始まります。
進捗はパーセントで表示されます。
なお、「通常フォーマット」には時間がかかるため、PC がスリープにならないように設定しておきます。
「スタートボタン」→「設定」→「システム」→「電源」→「画面とスリープ」と進んで、PC がスリープにならないように設定します。
正常にフォーマットが完了しました。所要時間は7時間でした。
速度チェック
CrystalDiskMark で速度を測ります。
ST500LM030 の速度は Max. 140 MB/s (=1.12 Gb/s)とのこと。この数値からあまりにも乖離した測定結果が出てきたら、不良品(or 偽装品)の疑念が生じます。
転送テスト用のファイル(写真2000枚分)を使って、実際の転送速度も測ります。
まずまずいい感じです。
状態チェック
CrystalDiskInfo でディスクの状態も見ておきます。
使えないセクタなど検出されず。
「電源投入回数」&「使用時間」も正常値かと。
結論
懸念すべき点はみあたりません。ちょっとほっとします。
かすかにシーク音がするものの、静音性は十分。
枯れた技術(2016 年モデル)の安定感。
耐久性はどれくらいか?時間をかけて見ていきます。
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