ジムに通わず痩せる方法。自宅で出来る有酸素運動とは
ジムに行く人多いみたいですね。
その理由は、
ダイエットしたいだったり。
体の部分で痩せたいところがあるとか。
この記事では
なぜジムが不要なのか?について
プロレスの神様と言われた
「カール・ゴッチ」先生のお話を交えて
語っていきたいと思います。
ジムは、
スポーツ選手のような、
体を鍛える必要がある人、
筋肉質の体を手に入れたい人、
筋肉量を増やしたい人、
が器具を使って本格的なトレーニングをする場所です。
僕も以前はサッカー選手でして、
ジムに行き器具でトレーニングをしていました。
脚力をつけるためです。
①足腰の粘り強さが向上し、スタミナが長い時間持つようになった。
②垂直跳びの記録が伸びて、ヘディングで競り合うときのジャンプ力が向上。
③50m走のタイムアップ。
要するに、体力を付けて疲れにくい体を作っていったのです。
自分の体をどうしたいのか。
ジムに行けば痩せれるでしょうか。
実際に、体重を落としたり筋肉を付けたりすることは難しいです。
ジムに通えば、あとは勝手に痩せていくということではありません。
他のことでも同じで、例えば、受験勉強。
あの塾に入れば成績が伸びるかというと、う~ん。
言われたことをしていない。
言われたとおりにしていない。
自己流。
無理して負荷かけ過ぎている。
その結果、継続できなくなる。
そして、嫌になる。
ダイエットしたい人
肥満を解消したい人
何のためにジムに行くのか明確な理由ありますか?
器具を使用して痩せたいところが痩せますか?
ちゃんとしたトレーニングをすると、体力が付きます。
疲れにくくなって、結果、運動量を増やすことが可能になるわけですが、階段の上がり降りだけで息切れしてしまうスタミナ不足の人が多い。
基礎体力は生きていく上でとても重要な概念でして、ちゃんと限界まで追い込むことで、ちゃんとした体をつくっていけます。
その結果、体はいらないものから順番に捨てるんです。
快適な身体をつくることが、身体の最適化、つまり、身体の悩み解決に繋がると考えられます。
プロレスラーの身体能力の凄さの秘密とは
日体大の運動生物学の先生による身体能力テストでは、初代タイガーマスク佐山聡選手の当時の身体能力についてテストが行われました。
《初代タイガーマスク佐山聡選手 体重93kg》
①100m走 12.7
日本人で90kgを超えている人が100mを12秒台で走るというのは、優れたパワーを持っていると解説。
②背筋力テスト 293kg
アマレス日本代表選手の平均値は230kgで、タイガーマスクの背筋力はそれを大幅に上回っているとのこと。
③脚力パワーテスト 360ワット
アルペンスキー日本代表の平均値は350ワットで、タイガーマスクの脚力はそれを上回っている。
④垂直跳びテスト 73cm
走り高跳び日本代表選手の平均値は73cmで、同レベルであった。
ミズノスポーツ科学研究所が調べた平均値は、
陸上短距離選手が73.2cm、
野球選手が65.5cm、
サッカー選手が61.2cm、
ラグビー選手が58.9cm、
一般成人(25〜34歳)が55.2cmとなっている。
⑤全身反応時間テスト 0.30秒
短距離走日本代表選手の平均値は0.32秒。これはライトの光に合わせてジャンプする速度を測定するテストで、0.30秒は突出して速く、短距離走日本代表の平均値0.32秒を上回っている。
【身体能力テスト結果】
①全身のパワーがかなりある。
②無酸素的な能力がかなり高い。
③力もあるしスピードもある。
という結論でした。
以上の結果から、タイガーマスクはスピードとパワーを兼ね備えた身体能力の持ち主であり、
それは各スポーツの日本代表と比較しても、劣って見えることのないレベルであったことが判明。
100kg近い体重で華麗な空中殺法。
超人というか、野獣です。
タイガーマスク佐山聡さんがおっしゃっていました。
ウエイトなんて必要ない。自分の体で自分の体重を覚えるということだ。
ウエイトトレーニングは一切しない。→逆立ちして腕立て伏せ
できるか!ってツッコみたくなりますけど^^
僕はこのプロレスラーの野獣みたいなところと、100kgぐらいの体重で空中殺法なところから、野性的といいますか、地球とか自然の摂理みたいなことが、頭を横切りまして、これを思い出しました。
ピューマです。木の上にいる獲物を捕食しています。
ネコとかもそうですけど、木に登ったりして手足が強いですね。
このことが、
自分の体で自分の体重を覚えるということだ。
に、繋がってきます。
子供の頃、身体能力を身に着けます。
鉄棒だったり、
うんていだったり、
登り棒だったり。
あと、こんなのもやりました。
これら全部、自分の体重が乗っかってきます。その状態で動くんですよね。
バランスも超大事でして、バランスが取れないと動けません。
基礎体力というのは、バランスも養いながら、身につけていくわけです。
そのことが、これに繋がってきます。
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逆立ちして腕立て伏せ
まさに、自重トレーニングですよ。
子供の頃にやったのは、自重トレーニングだったわけです。
タイガーマスク佐山聡さんは、逆立ちして腕立て伏せについて、こう説明していました。
最初は寄りかかるだけにして、徐々に徐々にしていくほうがよい。まずは5回。それがやっているうちに7回、10回、15回、20回、30回になってきた頃は体ができている。
普段から運動をしていないと、ちょっとしたことで疲れがち。
手軽に簡単に体力がつけられれば良いですが、運動嫌いな人や運動初心者の人にとっては、ジムに通って体を鍛えて、それを継続してっていうのは、ちょっと大変ですね。
健康的な体を作るのに、下手に機械などを使う必要はない。
自重トレなら、家でできそう。
じゃあ、どんな自重トレーニングがあるのか。
格闘芸術家 カール・ゴッチってどんな人?
カール・ゴッチさんは、プロレスラーでもあり、プロレスのトレーナーでもあります。
1924年にベルギーで産まれ、1950年代から80年代までプロレスラーとして活躍、コーチとして若手レスラーの育成に力を注いだ第一人者です。
得意技であるジャーマンスープレックス(原爆固め)は、その華麗なフォームから『プロレス芸術品』と称され、ヨーロッパ仕込みのレスリングで得た高度なテクニックから『プロレスの神様』と呼ばれています。
ジャーマンスープレックス
そのファイトスタイルに強く魅かれたアントニオ猪木は彼を師と仰ぎ、藤波辰爾、前田日明、藤原喜明、木戸修、佐山聡(初代タイガーマスク)といった、多くの日本人レスラーが彼の指導を受けました。
その指導方針というのは、マシントレーニングによる「見せる筋肉づくり」を嫌い、セルフウエイトトレーニングを重視する。
「人間の体に取っ手なんてついてない」とバーベルやダンベル類を使わない方法を基本ベースとしている。
ゴッチ式トレーニングを読んでみて。【レビュー】
自重トレーニングのやり方がたくさん書いてあります。
自宅でできるものばかりです。
代表的なものを1つ紹介しますと、『ヒンズースクワット』
これ聞いたことあると思います。
レスラートレーニングの、基本中の基本だそうです。
確かにこれだと何もいらないですね。
立ってしゃがむだけ。
やったことある人多いかと。
かなり足に負荷かかりますよね。
でも、しっかりと自分を追い込むことができます。
運動は簡単がいい。
ひたすら反復するだけ。
簡単に体力をつけるために誰にでもできるのが、簡単な運動ってこと。
それが自重トレ。
基礎体力つけれますよ。
難しい技術は必要なく、少し時間を取るだけで誰でも始められますね。
この本によれば、ヒンズースクワットは、
足の筋肉を鍛え、心肺機能やスタミナを養う効果が高いとのことです。
大腿四頭筋や大腿二頭筋などに効き、
回数をこなすことで有酸素運動としての効果が高い
ジョギングもしなくていい。
他に僕がとっても気に入ったものとしては、『ヒンズープッシュアップ』
腕、肩、腰、背など上半身の筋肉を総合的に鍛えられるトレーニングです。見た目以上にキツく、回数をこなすとスタミナ養成にもなるとのこと。
腕立て伏せのバリエーションですね。
鍛えられる部位は、大胸筋・上腕三頭筋。
通常の腕立て伏せとは異なり大きく動くため、腹筋や背筋も関与します。
そして呼吸が大事。
息はできるだけ止めないで、Cで吐き、またAに戻る間に深く吸い込むようにする。
酸素を身体の中に入れたら、とうぜん身体は燃えやすくなるんです。
酸欠の人って太っている方多いんですよ。呼吸が浅い方。とくにアレルギー性鼻炎の方とかは、鼻炎なんで呼吸が浅いんですよね。
あんまり深く呼吸できない。
とくに鼻呼吸ではなく、口呼吸してしまう傾向にある。
鼻呼吸するとお腹が大きく膨らみますよね。内蔵を動かすんです。
たくさんの酸素を取り入れて、脂肪を燃やすイメージ。
自重トレーニングで酸素を鼻から取り入れ脂肪を燃やし、基礎体力を付けて健康な身体をつくりましょう。
この本にはたくさんのトレーニング方法が紹介されております。
気に入ったものを自宅で実践するとよいですよ。
全部はやる必要ないですからね^^
『より健康な体つくり』の習慣化
日常生活の中で続けやすい運動を意識して行うことで、体力や持久力の衰えを防ぎ、体力をつけられますよ。
人間の体は、与えられた負荷に耐えられるよう成長していき、心肺機能や筋力が徐々に高くなり、体力が強化されていきます。
最初は面倒くさいと思う運動でも、習慣化して生活の一部になってしまえば、当たり前のように継続してできるようになりますよ。
リズミカルに反復してトレーニングを行い、限界まで追い込む。
慣れてきたら徐々に時間や負荷を増やしていく。
以上、maruでした。