【社長インタビュー2024】自分の可能性を諦めない
こんにちは。 ストリームライン広報兼デザイナーの小川です。
今年最初のnoteでは、代表取締役・梶山のインタビューを特集します。梶山の人物像や会社の展望を、社員からの質問を通じて掘り下げていきたいと思います。
■起業への道のり
ー 最初に、梶山さんはどんな若者だったのでしょうか?
梶山:10代後半からはいろんなことに興味が拡がり、活動的だったかと思います。若い頃にもっと好きにやっておけば良かったとか後から言いたくなかったので、10代のうちしかできないようなことを中心に、やりたいと思ったことを自由にやっていました。
ー 「やりたいと思ったら自らやる」というのはその頃からなんですね。そこから起業するに至った経緯を教えてください。 原動力となった出来事やフックとなった感情があれば具体的に知りたいです。
梶山:20歳までに人生をかけて挑む道を決めることにしていて、それが事業家という道になりました。消去法で商学部を選んでいたので何となく経営に興味を持っていたものと思いますが、経営者の知り合いなどはなく、特に原体験や影響を受けた出来事はないです。
死ぬ時に自分が何を思うか、未来の自分が人生において何を望むかを想像した結果、道は自然に決まっていった気がします。人間が行う総合的な行為の中で社会貢献性を伴う事業を発展させることが最も難しく、最も意義深いんじゃないか、それをやり切った先に大きな満足や成長があるんじゃないかと考えていました。
凡人意識が強かったので、どうしても解決したいことや勝ち筋を見い出して、能力的にも準備が整ったという状態にならない限りは起業しないつもりでした。ただ、数年模索した社内の新規事業開発がうまくいかず、結局小さくても自分でやるしかないという結論のもと、33の時に起業を決意しました。
原動力はずっと「自らの手でインパクトの大きい課題解決を成し遂げたい」「経営の論理を会得した日本屈指のプロ経営者になりたい」といった想いです。
問題が解決されないことに怒りを覚え、問題解決意欲が湧いてくることと、元々自己実現欲求がかなり強いこととが起業に向かわせたのではないでしょうか。資料作成の合理化というテーマを選んだ大きな理由に、資料作成に奪われる時間に自分自身が強い怒りを感じていたことがあります。
■社長のパーソナリティ
ー あるメンバーが梶山さんのことを「ロジカルで常に冷静な表情でありながら、実は内側には高火力な情熱とブレない強靭な軸を秘めていて、まるで富士山みたいな人」と表現していて、すごく納得したのですが、梶山さんが人格を形成されていく中で、影響された人やロールモデルはいましたか?
梶山:特定の誰かに強く影響を受けた記憶はないです。感銘を受けたと言えば、歴史小説の登場人物とかでしょうか。あと、思想的には聴いていた音楽の内容やそのシーンの空気の影響を受けていると思います。
今でも変わりませんが、学生時代は商業的ではないところでコアな音楽を追求している人たちが一番かっこいいと思っていて、好きなバンドやラッパーの表現や姿勢は生きる上での肥やしになってます。何が良くて何が悪いという価値基準の多くはその頃に形成されたように思います。
■第9期目にあたり
ー 次の2月で設立してから第9期に入りますが、これまでで特に印象に残っている年度や時期はありますか?
梶山:最も死に物狂いだった初年度と最も経営に悩んでいた第7期です。
過去はどんどん忘れていくタイプですが、一人で訪問営業をしていた初年度から3期目くらいまでの出来事は結構記憶に残っています。落ち度を0にしようと必死でしたし、1件1件の受注が本当に嬉しかったですね。
第7期は経営方針を大きく転換したタイミングで、付随する問題にかなり悩んだ1年でした。自分の未熟さを痛感した一年でもありました。経営者としての覚悟や進むべき方向がより強固になったので、そういう一年を経たことは重要でした。
ー 創業初期と比べて意識していることや「変わったな」と感じることはありますか?
梶山:一つは任せるということですね。創業期は任せるのが下手なダメな経営の典型で、差別化で勝負していたこともあり、すべての品質が気になって仕方なかったです。
少しずつ優秀な社員が集まってきて、現場の仕事を任せて経営に専念できつつあるのは大きな変化です。膝の手術で2週間離脱することになって、初めて自分がいなくても会社が回った時はすごく嬉しかったですね。今は任せた社員が自分で解決策を考えて、成長していく姿を見るのが喜びです。
あと、創業期は投資をして事業システムを構築するという意識が足りていなかったという反省があり、仕組み化・機械化によって属人性を排し、経営の再現性・拡張性を高めていくことへの意識がかなり強まりました。
ー 業務的にも対人的にも、どんなチームを目指していますか?
梶山:同じゴールを目指して、一人ではできない大きなことを成し遂げるのがチームで仕事をする醍醐味だと思っており、それに皆が充実や誇りを見い出している状態にしたいです。あと、今後は挑戦志向やオーナーシップの高いチームに変えていきたいと考えています。
ー 2024年の抱負を教えてください。
梶山:これまでの仕事人生の中で最も難しい挑戦をする年になりますので、絶対にやらなければならないことを見定め、そこに全精力を投じていきます。
人生の残り時間が少なくなってきているので、自分の可能性を諦めず、攻めまくる一年にしたいです。
ー 本日は貴重なお話をありがとうございました。
梶山の言葉からは、常に前進し、新たな挑戦を恐れない強い意志が伝わってきました。2024年もストリームラインはアップデートを続けながら、さらなる飛躍を目指していきます。
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