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229 教員の生徒指導の入り口は、人か、問題か。

バイキンマン!またイタズラしたな!許さないぞ!

アンパンマンは「バイキンマンは悪い奴だ!許さないぞ!」とは言わないそうです。

作者のやなせたかしさんは「罪を憎んで人を憎まず」の考えを子どもたちに伝えたかったのでしょう。

戦争を体験されている方の中には、それを強く感じるところがあるのでしょうか。

戦争をしている国のリーダーが映像や画像で出てくると、その人物を憎んでしたりしませんか?コイツが悪いんだと…。

逆に立場が近い国のリーダーが出てくれば、無条件でその人物を応援してしまう…。

どっちもどっちで、結局、人物を基準に自分の行動を決めてしまっていることになります。

戦争という大事でも、普段、周りに転がっている些細なことでも「罪を憎んで人を憎まず」の精神をキチンと発揮できる人というのは、実はそんなに多くないのではないかと思ってしまいます。

教員をしていると、日々、子どもたちが何かしら問題を起こす場面に出くわします。

その時、その子どもという人物を憎むのか、子どもが起こした問題を憎むのか、指導の入り口が違うと、その結果は大きく違ってくるのではないでしょうか。


アンパンマンのコトバ。


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