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235 40代教員が20代30代教員にしてあげられること
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知識って、はっきり言うと邪魔なんですよ。新しいことに挑戦するときには。
このコトバの前に、以下のように語られています。
「子供のときにどれくらい知識がありましたか?なかったじゃないですか。でも、なくても転んででもつまづいてでも、新しいことに挑戦しませんでしたか?」
教員も40代ともなると、ずいぶんと知識が身についてきます。それに加えて、知恵もついてきますよね。
知恵、というのは「こんな時どうする」という、知識に方法を加えた能力のことだと思います。
40代教員が20代30代教員にしてあげられることとしては、そういう知恵を伝えることかもしれません。
ただ、別のアプローチもあると思います。
伝える知恵というものが方法も含むとするならば、それは、知恵を持ち合わせている人にとって有効な方法であって、必ずしも全ての人に共通するものではないのです。
だから、伝えた方法をそのまま使ってしまうと、その先生は失敗するかもしれない。
なので、知恵ではなく、知識だけ伝える。
でも、若くても賢い先生は見抜いちゃうんですよね。「あ、コレって、面倒なことになるかもしれない…」って。
なので、結局は、知恵も知識も教えないのが一番良いのかもしれません。知恵も知識も「邪魔」なんです。
ひと通り「挑戦」してみて、全てが失敗、ということもないでしょう。
40代教員としては、よく見ておいてあげて、失敗したところだけ、フォローし、そのフォローを見て学んでもらう、という流れが、別のアプローチかと考えています。
どうでしょうか。
茂木健一郎のコトバ。
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