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SNSが苦手な自分(前編)

私はインターネット上で私情を晒したり、自分の出来事を紹介したりすることが苦手だ。なぜそこまで毛嫌いしてきたのか、そしてなぜ最近はnoteやtwitterで発信し始めたのかを簡単にまとめたいと思う。
※過去の自分は偏見強めで極端でした、ご了承ください。

情報発信する行為に嫌悪感を抱く理由

私が携帯(ガラケー)を持ち始めたのは中学生の時だった。
その当時、元祖SNSとも呼ばれている「前略プロフィール」や「mixi」が流行していた。
知人がそこで書いているプロフィールや日記を見て「何かイタイな・・・」って感じたのがきっかけだと思う。
具体例をあげるとすれば、付き合っている彼女/彼氏について好き好きエピソードを語っている人を見ると「どうせ別れるのに。既にネット上で流出したプリクラとかどうするんだろう」とか。あとは、「俺って面白い奴なんだぜ」ってプロフィールでボケている人を見ても「あぁ、なんて可哀そうな人…」って考えてしまった・・・。
多分、同世代の人なら共感してくれる人もいるんじゃないかなあ・・・。
もっと詳しく知りたい方は「前略プロフィール 黒歴史」で検索!!

(たぶん自分は、幼少期から心に"闇"を飼っていたんだ。でも「ゼルダの伝説~時のオカリナ~」を遊んでいた際、闇の神殿が本当に怖くて弟にクリアしてもらっていたような・・・。まあ、よく言えば冷静かつ感受性が豊かなタイプで、悪く言えばビビり症かつネガティブだったのかも。)

情報発信嫌いにさらに拍車をかけたのが高校時代。
高校時代は本気で甲子園に行きたくて野球に打ち込んでいた。同じ志を持ったチームメイト・指導者に恵まれていたので、「大学受験は何回でも挑戦できる。甲子園に挑戦できる期間は今しかない」という考え方に辿り着き、野球以外のことや人との関わりを断ち切っていたくらい。
そして、「ネット上に自分達の隙を見せるな」っていう暗黙のルールみたいなのが出来上がっていたような気がする。自分達は強豪校でもなく、野球エリートの集まりでもない。対戦校の選手がネット上に弱音や弱点みたいなものを吐いていたら、それだけで精神的優位性を感じられたし、極端な時はその弱点を突くようなヤジも飛ばしていたと思う。(今考えるとやりすぎだったと思うけど、それくらい闘争心燃やさないと勝てなかったから・・・)

10代の経験が情報発信に苦手意識を持つきっかけだったのかな。
それに加えて「SNSを通じて知り合った人とのトラブル」みたいなニュースを見る度に深入りしたくない世界だなって感じていた。

長くなったので、後編でどうやって考え方が変わったのか書いていこうと思う。

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中村友隆
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