人間万事塞翁が馬
親からの『呪い』を『祝い』に変えて、あなただけのマンダラ創りをサポートしているハカセです(^^)
今回は私が好きな『人間万事塞翁が馬』という故事から、良い悪い、ポジティブネガティブの区別とは何か?という事を、あなたと共有したいなと想います(^^)
あなたは塞翁が馬という故事を聴いたことがありますか?
詳しくは調べていただくと出てきますので、細かいところまではお話しませんが、簡単にお話すると
「馬が逃げて皆は励ますが塞翁は喜んだ。
逃げた馬が名馬と一緒に帰ってくると皆は喜んだが塞翁は不幸だといった。
馬に乗っていた息子が落馬して足を折ると皆は悲しんだが塞翁は喜んだ。
戦争が起こり足を折った息子は戦争に行かず助かった。」
というお話です。
私が大変お世話になっているメンター兼先生の1人に、NLPの世界的トレーナーであるクリスティーナ・ホール博士がいらっしゃいます。
クリスから教わって『確かに!』と響いた考えに、次のようなものがあります。
それは『学びとは学んでいる最中には気づかない(わからない)。振り返ってはじめて、何を学んだのか?や、自分が体験したことにどのような意味があったのか、わかる』というものです。
そして、私が大変お世話になっている別の先生に、ミルトン・エリクソンという世界的に有名な催眠療法家のお弟子さんである、スティーブン・ギリガン博士がいらっしゃいます。
ギリガン博士がおっしゃっていたことで、私がクライアントさんと関わる時に、いつもココロに留めているコトバがあります。
それは『ポジティブネガティブを決めているのは誰か?あなたです!』というコトバです。
そうなのです。
物事を良い悪い・ポジティブネガティブと判断しているのはあなたであり、プロセスの一部を切り抜ぬいたものなのです。
映画やドラマをイメージしてみると、わかりやすいかもしれませんね。
映画やドラマなどの物語は、様々なシーンの連続ですよね。
例えば、主人公が失恋したシーンを切り抜けば不幸でしょう。
ですが、その失恋から立ち直り、新たなパートナーと幸せな生活を送っているシーンを切り抜くと幸福ですよね。
さらに、起こった出来事のどの側面を切り抜くかで、ポジティブにもネガティブにもなりえます。
失恋を痛みや不幸だ捉えると、それはネガティブになるでしょう。
そして、失恋を自分を磨く糧にしたり、新たな自分になるための経験だと想えば、ポジティブでしょう。
ですが、それもまた後から振り返って、初めてわかることも多いのです。
人生様々な体験や経験をします。
痛い事、楽しい事、哀しい事、嬉しい事、苦しい事、幸せな事。
その時その時は、それらの体験や感情、感覚に一喜一憂する事でしょう。
それはそれでいいのです。
そしてまた、今体験してること経験してることも、あなたの人生という大きな視点で見ると、終点までの途中の経過点なのです。
ですから、折に触れて過去と向き合う事は大切なのです。
もちろん、未来の方向に意識を向ける事も大切です。
あなたがどこに向かいたいのかそれがわからないと、そもそも動きようがありません。
ですが、あなたの過去を振り返り、今までの人生で、あなたがどのような側面を切り抜いてきたのか?今までの人生が、今の私とどのように関係しているのか?どのような物語を生き、今はどのような流れの中にいるのか?を振り返って改めて学ぶということも、同じくらい大切だと想っています。
塞翁が馬のように、起こった出来事が次の出来事に影響を与えています。
クリスの考えのように、後から振り返って初めて気づけること学べることも多いのです。
ギリガン博士のコトバのように、起こった出来事のどの側面を切り抜くか、どの瞬間で切り抜くかで、人生の意味が大きく変わってきます。
もしあなたが、今からの人生を考えているのなら、今からのあなたの人生を変えたいと想っているのなら、今までの経験や体験に囚われているのなら、私と一緒に改めてあなたの人生を振り返り、
どのような学びや気づきがあったのか?
どのように今のあなたへとつながっているのか?
新たな視点で見るとあなたの人生はどのように変化するのか?
他にどのような意味づけが可能なのか?
等を一緒に探求してみませんか?
最後に喜劇王チャールズ・チャップリンのコトバで締めたいと想います。
『人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である』
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