STRAIN Racing流‼︎ ダイハツ ESSE カックンブレーキ対策
ダイハツ ESSEマニュアルミッション車特有の症状
カックンブレーキ !!
検索してみれば、随分前からこの記事はネット上に投稿されているようで、ESSEオーナーさんの間では当たり前のことみたいですね。
カックン症状すら可愛いヤツ‼︎みたいな感じで
正直、懐が深いというか愛情深いというか、凄いですね💦
STRAIN Racingではアルトバン(HA36V)メインで活動していますから、 ESSEのカックンブレーキが恐怖でしかなく、信頼できないクルマというイメージでした。
(実は怖すぎて一度も全開でのセッティングを行ったことがありません)
そこで、STRAIN Racingでは再びESSEに触れる機会が訪れましたので、今回は恐怖のカックンブレーキについて記事を書いていこうと思います。
1. そもそもカックンブレーキとは?
現代のクルマには当たり前のようにブレーキ倍力装置(ブレーキブースター)なるものが装着されているため、不具合がなければ存在にすら気付かない感じですよね。
(昭和、大正生まれの方なら倍力装置レスのクルマを経験したことがきっとあるはず? )
上の画像中央の黒い部品がブレーキ倍力装置(ブレーキブースター)
(画像はWikipedia様ホームページより引用させていただきました)
このブレーキ倍力装置、簡単に言ってしまえば小さい踏力でブレーキを強く効かせる ことができる補助部品です。
読んで字の如く、倍力します。
(日本語は文字を読み取ればイメージが掴みやすい)
はい、その倍力装置がESSEの5MTでは悪さをしてしまいます。
というより、倍力装置のサイズが過剰なのか?
メーカーのセッティングなのか?
それともコストの問題? 🤔
おそらくオートマチック車と共通部品なのでは?
(調べたことはありません。 あくまでも推測です)
2. オートマチック車と共通部品と仮定して・・・
オートマチック車では通常Dレンジで走行していることが多いため、アクセルを離してもエンジンブレーキの効きが弱く、クルマを減速させるにはブレーキに強く依存しています。
連続した急な下り坂で、オートマチック車はブレーキを踏み続ける時間が自然と長くなり、挙句の果てにはフェードして効かなくなる、なんてことは有名です。
それをエンジンブレーキが強く働くマニュアルミッション車で、しかもオートマチック車のようなクリープ現象も無いクルマに、同じアシスト力の倍力装置を装着してしまったら?
ブレーキペダルにスッと足を乗せただけでもおもいっきり制動してしまいます。
更に純正ブレーキパッド(純正ブレーキパッドは初期制動が強めです)であれば尚更ガツンと効きます。
それを考慮してSTRAIN Racingでは、オーナーさんが安心してワインディングを走れるようにと初期制動が緩いハーフウェイさんのブレーキパッドを選択してカックンブレーキを抑えてきました。 (少しはマシになったのですが、それでもまだ初期制動が強過ぎでした)
が! 結局最後の手段、ブレーキブースター負圧コントローラーに手を出すことになりました。
3. ブレーキブースター負圧コントローラーとは?
※注 このブレーキブースター負圧コントローラーはアシスト圧力を調整するパーツであって、制動力を変えるパーツではありません。
制動力を変えるパーツは、当然ですがブレーキパッドの役割です。
今回、STRAIN Racingで製作したオリジナルブレーキブースター負圧コントローラーがいったい何をしているのかと申しますと
まず、ブレーキブースター(ブレーキ倍力装置)を作動させるには、エンジンからの 吸気圧力(負圧)を倍力源として利用しているんです。
ということは、その吸気圧力(負圧)をコントロールしてあげればいいだけのことです。
初期のカックンを抑えたいのなら、吸気圧力(負圧)を下げてあげればいいんです。
非常に簡単‼︎
※負圧とは、例えば息をおもいっきり吸う力
吐くほうじゃないですよ〜 そちらは正圧
思わず簡単‼︎ と言ってしまいましたが、 理屈が簡単という意味です。
じゃあ、どうやってコントロールするのか?
ここが1番の問題点☝️
ブレーキに関わるパーツですから、適当な部品では怖くて使用できません。
一歩間違えば、事故を起こしかねないですから、当然パーツ選びが非常に重要になります。
ここまでお読み頂き誠にありがとうございます。
上記の内容でも、ブレーキブースター負圧コントローラーがどうして必要なのか、ご理解いただけたと思います。
ここからは、STRAIN Racingにとって非常に重要な情報となりますので有料記事とさせて頂きます。
何卒ご理解ください🙇♂️
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