#mmr3 草場愛・白石まゆみ・丸りおなトークイベント&ビンゴ大会(5/30)
リアルな生活に忙殺されるままではいかん!と、勢いでスターダストプラネット関係者のイベントを梯子して始まった5月も残り2日。締めもスタプラで、とするならば、火曜日はうってつけのイベント、我が贔屓のAMEFURASSHI・市川優月がMCを務める、SHAKE UP WALLOPというものがあるのだが、今日は、ゆづちゃんごめんなさい、小生今日は、恵比寿ガーデンプレイスタワー13階のイベントホールのような場所で行われた、
という、元HKT48で、現在は舞台役者と、Lichtというアイドルグループのリーダーとしても活動をする、
草場愛さん
が企画するイベントに潜入。
贔屓のゆづが出るイベントを差し置いて、なぜにそのようなところを選んだのかといえば、このイベントが、先月、あの平瀬美里・みぃちゃんが出演した「魔銃ドナー巫/かんなぎ」という舞台のアフターイベント的な位置づけで催されるというもので、同じく出演者であった吾妻レイカ役の草場さんと、彼女と公私でも仲が良い二人、主演の御船彼岸子の、
白石まゆみさん
そして、浅倉神酒役の、
丸りおなさん
さらに、その脚本と演出を務めた、
細川博司氏
(草場愛ツイッター画像より)
がゲストで登場するというので、なにか面白い話が聞けるのではないか?ということで足を運んだもの。当初チケット発売にリアルの事情で出遅れて売り切れとなり諦めたのだが、何枚か立ち見で追加が販売されたのでなんとか確保して、当日18:00の開演に対して17:40に恵比寿へ到着。
ガーデンプレイスタワー13階って普通のオフィス棟ながら、この会場は企業のショールームみたいな感じの間取りで、多分イベントに貸し出したりしてるのかな?って感じになっていて、このように、
恵比寿駅を一望できるなどなかなかの眺め。そこで17:50頃、主催の草場さんがナマ影ナレで、
ちょうど細川さんの台本の読み合わせが終わったよ!
というアナウンス。そう、事前にツイッターで細川氏から、このイベントに合わせて魔銃ドナーの彼岸子・神酒・レイカの3人によるミニ朗読劇を演る、と発信があったので、そのリハ終わりでそのままイベントが開始するという流れになる。
18:00、魔銃ドナーのTシャツの細川さんと、黒のブラウスの草場さん、上が黒で下は白の丸さん、そして白のワンピースみたいなものとブラウンのシャツの白石さんが登場。3人は私服で、草場さんが、レイカ・神酒・彼岸子が私服だったらこんな感じ、コーディネートしたそうだが、なんとすべて草場さんの所有だという。あざーす、と二人が言ったのでプレゼントされた模様。この辺はやはり元数字グループの人ってことかしらw。イベントの構成は、細川氏によれば、まず最初に朗読劇やってから、自分がどうも~って出ると思っていたので、まさか自分の台本を横で聞くことになるとは照れる、とのことだが、とにかく演じてしまおう、ということで早速上演。
劇の構成は、彼岸子の下僕たるバイツの、ドクトルセイラが書き残したメモがあって、それを彼岸子が見つけたので、神酒とレイカの3人で読んでいく、という体になっていて18:05に始まり、18:20前に終わったかな?という感じだったか。おおよそのあらすじは、そのセイラのメモに書かれているもののうち、彼岸子から一番最初に生まれたバイツのことや、バイツとドナーの戦いの歴史の中で、反社会的組織が意図的にバイツ狩りを煽ったりして数を調整するなど関与があったことを話したり、レイカがドナーとなった経緯が母がバイツに殺された恨みであったことが明かされて、神酒が初めて聞いたと驚いたり、かんなぎの前作・真約魔銃ドナーで、彼岸子の味方?的な神?のニュークスが登場したり、ラストは、彼岸子の油断のスキをついて、人工衛星に閉じこめて、種子島から宇宙空間に打ち上げて彼岸子を隔離することに成功し、神酒が、彼岸子!宇宙から地球の行く末を見守って!さようなら!と手を振る、というもの。
真約ドナーをニコ生で1回しか観ていない小生は、ニュークスという草場さんが演じたキャラはキョトンだったが、かんなぎで出てきた、ニュークスのロッドという彼岸子の武器の由来が、そのニュークスだったらしい。それから、かんなぎの最後の銃撃の後の話なのかは不明だったが、朗読後にも、この短編の細かい背景は細川氏からも語れることはなかったが、細川氏は同時に、魔銃ドナーのテーマは、バイツとドナーの戦いで重苦しいので、この朗読劇は、彼岸子を人工衛星に閉じ込めるみたいな笑えるものにしようと書いたと言っていたので、多分、いろいろと想像しうるうちの、ひとつの架空のスピンオフ話だろうと思うのがいいのかな、というところか。そして、丸さんが、レイカの動機を聞いたとあとに、そんなの初聴きだ、というセリフを、そんなの初見だ、と、聴くのを見てしまったと、草場さんに弄られていたとおり、丸さんがわりとやらかしだったとのことw。
朗読劇のあとは、細川氏から3人に聞きたい、ということで質問をなげかけるトークショーとなり、まずは漠然と、「芝居ってどう?」と問いかけると、白石さんが「舞台に立ち始めて4年で、演じる人物の設定なんかは脚本を書かれた方に直接聞いて役に活かすけど、(この朗読劇もそうだけど)あまり深入りしないほうがいいのかな?って思う時もある(小生が解釈した発言の要旨)」と答えれば、細川氏は、4年前の真約では、歩き方から教えたレベルから素晴らしい進歩!と喜ぶ。草場さんは、真約では草場さんが、途中参加ながら威風堂々だったと言うと「実はその時も5作目くらいで、当時初舞台の白石さんを、とやかく言えるほどのものでなかった」と振り返る。丸さんはさらに「自分は真約の時も、一定期間のブランクがあっての出演で、今回のかんなぎが真約以来だったけど、ファンの人からも、ドナーの再演は神酒は自分で、というようなことを細川さんが言っていたみたいな話を聞いて、再演できたのは嬉しかった(要旨)」とのこと。
さらに細川氏から「演じるうえで、自分なりに心掛けているポイントは?」的な質問が投げかけられると、今度は、まず草場さんから「セリフ以外で芝居をすること」と回答。ここで、細川氏から「デッドリー(邂逅)の依鳴やな」とあり、草場さんは依鳴はセリフも少なかったので、元々人の話も聞かないキャラなので、目で上空の飛行機を追ったりとか、いろいろ演ったなどのエピソードが明かされる。客席後方の人には分かりづらいだろうけど、最前の人には楽しんでもらえると思うとも。キャラの性格にそぐったものを表現するってことでは、そうした芝居はあるだろうなと思えたね。高名な演出家とかだと余計なことすんな、みたいになるだろうけど、細川氏なんかはその点自由度高いんだろうね。こういうことだから、みぃちゃんの、かんなぎで見せた、あの暗がりでの、神酒と彼岸子の逃走中の影芝居も、多分細川氏が観ていてもOKだったと思うな。
次に丸さんからは、「自分も二人の芝居とか観る時に気にするけど、目の動きを意識する」との回答が。舞台の回数多くない分映像の演技の経験が多少あって、大きな声や大きなアクションが割と求められる前者に対して、映像では、声も表情も現実的というか大袈裟になりすぎない抑揚が大事とされるそうで、それが目の動きにも表れる、旨の解説がされると、細川氏も、演劇でも少しの目の動きは、後ろで観ていても分かるらしく、そこから芝居も変わることもあるとか。これも深い話だね。
そして白石さんは、「とくに原作のある作品では、自分の演技で、その原作のキャラクターも好きになってほしい、ってことを意識します」と、これもまた高尚なというか、すごい視点だなって小生は唸ったね。だからこそ、彼女は先述したように脚本家や演出家に、キャラクターのことを聞いて、それに忠実にあろうとするんだろうな。その点が、アサルトリリィの鈴木因の声色とか、そういうものの表現に現れるのではないかしら?ホント、単に美形で可愛いとか、それだけの人では無いよね。その姿勢が、本人もいうようにお陰様で割とコンスタントに出演させてもらえている、ということに繋がってるのは明らかだと思うな。この姿勢は学べるね。この段階で20:35だけど、いかんせん次がビンゴゲームで、あれは割と時間を使うので、個人的にはこのトークを聞き続けたいところだけど仕方ない、最後に客席からも質問をお一人、とあり、細川氏に「今回のかんなぎで、細川さんが一番好きだった衣装は?」とあり、基本巫女の衣装が好き、とあると、3人から、その中で誰?と弄りが入ると、細川氏は、この、
雨後多々良媛の衣装とのこと。決して、演じた山下夏望さんで選んだわけではなさそうw。
そしてビンゴゲームでは、商品に、なんとこの朗読劇の台本が1部だけ用意されて、今後作品化される予定もまったく不明の、この場限りの希少な台本をやはり1番乗りの方が獲得。ほかに、フォトケース入りの3人の写真や、そして3人もSNSに挙げていないという、3人がプライベートでディズニーランドにいった時の写真を現像したものなど貴重なものが計7人くらいに渡り、さらにビンゴの敗者限定のジャンケン大会があり、細川氏含めた4人のワイドチェキ3枚がプレゼントされて18:55に終了。その後にチェキまたはスマホ写真による撮影の特典会が行われ、なんと急遽細川氏も1000円の割引価格にて参加とのこと!一瞬、細川氏にもお話して、ドナーでのみぃちゃんのこととか聞いてみようか?と思うが、それは主催の草場さんやゲストの白石さんや丸さんへのリスペクトに欠ける、ということで断念して、
こちらをいただきおとなしく撤収w。
いやあ、メモを取るとかあからさまには出来ないので、とくにトークはもう少し詳細にレポしたかったし、朗読劇ももっと内容の制度を高めたかったがこれが限界。でも、3人の演技のことや、細川氏の質問なども、それが脚本演出側でも知りたいことなのかも、なんて示唆に富んでいた、なかなか小生にも有意義な1時間でしたな。それだけ小生も、女性演劇や中小の演劇を観る機会も多いし、関心が高いということなんだろうな。なんか本当に、これからは、本来追うべきスタプラ勢だったのが、何を追ってるかわからなくなることもあるけども、この3人の皆さんは、3Bjunior関係者との共演もあるだろうし、それ以外でも観させてもらうことはあると言わざるをえないかなあ!?その辺は注意をしながら楽しんいきましょう。
(草場愛ツイッター画像より)