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『灰色のミツバチ』を読んで

こんばんは。今日サクサクとアップ仕様としていたが、なんだか今日もたまっている下書き読書感想文、終わらなそう(泣き)
こんなにためるの、ほんとよくないですね。読んでから時間たちすぎで、仮想も半分くらい忘れてしまっているし。

内容


ロシア文学。
ウクライナの作家だが、ロシア語、民族的にはロシア人。
戦争により、ロシア語での出版は肩身が狭くなっている、という状況。
小説の内容は、ウクライナとロシアの間の緩衝地帯、グレーゾーンが舞台。そこに残った養蜂家が主人公。グレーゾーンで街には二人しか残っていない。電気、ガスもない中での生活。そしてミツバチに必要な花があるクリミアに移動していく。

感想

もともとはウクライナ国内移動だったが、ロシアが併合してしまったことによって、国外への移動となってしまったクリミア。そしてグレーゾーンでの生活など、とても興味深かった。今まだ戦争が続いている中、このようなグレーゾーンでの生活を強いられている人がたくさんいるのだろうな。
そしてトランプ大統領が強引に進めようとしている、停戦交渉の行方を、戦闘地域、グレーゾーンの人たちはどう見ているのだろうか、と思わずにはいられない。
読んでいる時点では、まだ戦闘中で、トランプ大統領就任前だったので、戦争の終結が今年は無理なのではと思ったりしながら読み進めていた。

ウクライナの風景、匂いみたいなものが感じられる小説。読んでよかったです。



小説の舞台は、クリミアをロシアが併合して3年後の2017年。
クリミア半島、ウクライナ、ドネツク州あたりが舞台。
ミツバチを育ててハチミツをとる養蜂家のはなし🐝


戦争近くの土地に住む人達の生活。また、ロシア領となってしまったクリミアに行くには、国境、検問を緊張しながら通過しなければならなくなってしまった状況など、小説ならではの臨場感。

クリミアがロシア領になった事で、

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manami
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