読書感想文『22世紀の民主主義』を読んで
こんばんは
データ・アルゴリズム、ウェブビジネスなどが専門ですが、今回の取り上げる本では、専門外から考えた民主主義、資本主義についての提言です。
過激すぎる内容で、面白くて読み始めたら止まらなかったです。あんまりすぐに読み終わりそうなので、最後の部分はじっくり時間をかけて読んでみました。
イギリスでは、ジョンソン首相からトラスさんに変わったと思ったら、あっという間に辞任、そして次には再度ジョンソンさん登場か、という事もあり、本当に今民主主義とは、と考えさせられる時に、この本を読めて良かったです。
内容
民主主義、資本主義の歪み、弱点を分かりやすく、そしてどうすれば良くなるか、を頭の体操の如く、常識の枠を取り去って考えてみる内容。
自国第一主義や貧富の格差の拡大など、どうやって解決していけばいいのかという難しい問題を、目を背けたくなるような過激な表現で露にし、解決方法についても、かなり過激な提言。
そして、今までに集団で小さな自治体を乗っ取るようにした事例など、今の投票による民主主義ではない未来にはどうすれば、民主主義の欠点を補うような事ができるか、という提言もあります。
感想
トランプ元大統領が出てきたあたりから、民主主義とはこのままではヤバそう、とは思っていたが、深くは考えたことがなかったので、様々なかなり飛躍した考え方、解決方法もあるのだな、と勉強になりました。
そして様々なことについて、自分の発想の枠を取り払う、或いは、今までの常識の枠を超えて考えてみる、というのがいかに足りなかったかを実感させられた本となりました。
奇想天外、摩訶不思議な発想力を身に付けたい人にも、是非読んでほしい本です。
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