1日の始まりにはいつもFM802がいてくれた
関西のラジオ局 FM802
月曜から木曜の朝6:00〜11:00は
「on-air with TACTY IN THE MORNING」
タクティーの愛称で親しまれる
DJ:大抜卓人さん(以下、タクティー)が担当している時間です。
部屋にテレビは置かない。
そんな私の朝のスイッチはいつもFM802
大好きな音楽と、耳から入る情報を得て
やっと布団から出ようという気になる。
まさに〝起きたら802〟
そんな私のルーティーンはこんなかんじ。
目覚ましが鳴る、止めるを繰り返し
スマホアプリradikoでFM802を再生する。
好きな音楽が流れていたら
テンションがすこしあがる。
身じたくを済ませたら
家を出るタイミングで一旦再生をストップ。
駅まではやや急ぎ足
無事に電車に乗れたらイヤホンを装着して
再びFM802を流しながら、うつらうつら…
起きてから電車を降りるまでは約1時間
つまりその間、私の脳内にはずーっと
タクティーが語りかけていて
出勤の日は毎日
おおよそ3年間くらいは
そんな朝を繰り返していたことになります。
それでも、
私にとってラジオはただのBGMで
真剣に聴くことはあまりなかったのです。
けれど毎日繰り返していると、
自然と不思議と頭に入ってくるのだ…
タクティーの話が。
韓流ドラマにハマり始めたエピソードはなぜか鮮明に覚えている。
日を追うごとにどんどん詳しくなって
おすすめを教えてくれたり
リスナーと盛り上がったりしている。
楽しそう。微笑ましい気持ちになる。
ハロウィンには梨泰院クラスのコスプレなんかしてチャミスル飲んでたな。
他にも
「放送を通してこんな個人的な世間話!?」
と思うようなことがたくさん。
ピースフルで親近感のあるエピソードは
眠たくて憂鬱な1日の始まりを
ほんの少しあたためてくれていたのです。
いつのまにか音楽の他にFM802を聴く理由が増えていて、ラジオへの魅力をより一層感じるようになっていました。
あの頃、私は誰よりも
タクティーに詳しかった自信があって
付き合っていた彼も私に影響されて
〝今朝のタクティー〟が会話のネタにも。
私はもうすっかりタクティーのファンで
なんだか(勝手に)仲の良い友達ができたような気分でした。
仕事を辞めた今、早起きする理由はなくて
「そろそろ起きないともう昼過ぎ!?」
なんて危機感でやっぱりFM802を再生すると
今まで聴かなかったDJの時間も楽しく面白い。
それでも彼の話が聴きたくなるのです。
好きなだけ寝てあっという間に過ぎた1ヶ月
それはそれで堕落していて楽しかった。
けれどもう私はあの頃みたいにタクティーを
語れない。それがなんだかすこしだけ悔しい。
よし、2月からはきちんと起きよう。
またタクティーと(勝手に)友達になりたい。
そうして2月になって久しぶりに聴いたら
るろうに剣心にハマっていました。
変わらず身近に感じられる素敵なDJで、
FM802は朝から音楽とトークで楽しませてくれる素敵なラジオ番組です。
これからもずっとリスナーでいようと
改めて思いました。