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5連勤も2連休もやめた方がいい

社会人と呼ばれる人たちは、たいてい1週間に5日働いています。そしてその大半が5連勤、ないしはそれ以上の連勤を強いられていることでしょう。そうした状況下でこんなことを言うのも恐れ多いのですが、僕は5連勤がイヤです。イヤなので、シフト制の職場を選び、5連勤が発生しないよう上長に申し出ている。けれども、弊社も昨今は深刻な人員不足が続いておりまして、5連勤を余儀なくされることもしばしば。つい先日もありました。そして、連勤のあとには2連休が待っている。この2連休もなかなかのクセ者でして、5連勤とはまた違った角度で精神を抉ってくる。

僕にとっては久々の2連休でした。確かに、連勤を終えた直後は最高にハッピーです。その日の夜、そして翌日、さらに翌々日まで労働から解放された自由な時間なのだから。退勤後はアドレナリンが出まくり、幸せゲージは最高潮に。しかし、翌々日の夜にはこの幸せゲージは地の底どころか、さらに深いところまで突き落とされる。この気持ちの落差が嫌だから、僕は2連休を避けているのだ。世の中の多くの人が毎週この気持ちの緩急と闘っているのだと思うと慄然といたします。

先日の日記にも書きましたが、毎日働いていると朝起きた時に「つらい」とさえ感じなくなります。虚無になるからです。けれど、2連休など味わおうものなら、脳が正常な感覚を取り戻してしまう。すると、連休明けの朝は「いやだ、働きたくない」と脳が訴えるのである。これは非常にだるい。何がどうあれ働かねばならないのだから、だったら脳ミソごときがガタガタぬかすんじゃあない。おとなしく現実を受け入れ労働に勤しめ!朝から無意味な抵抗をされるとこちらも参ってしまう。

今日の朝は本当に地獄でした。これほど「働きたくない」と感じたのは久しぶりです。バックレるかと思いました。やはり2連休は悪だ・・・そして2連休を生み出す温床となっている5連勤もまた悪だ・・・。5連勤でヘトヘトに苦しみ、2連休で一時的に躁状態に。しかし、連休ブーストが切れて夢から覚めると地獄のような精神的苦痛がやってくる。これ、薬物依存のループと似ていません?よくないよ、5連勤も2連休もやめよう。今日1日の勤務を終えた僕は、朝起きた時よりもだんぜん清々しい気持ちであった。労働モードのスイッチが入った。さあ、無の始まりだ。明日も元気に働いていこう。

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