Yuta Sato

ギターの調整リペア、制作など仕事にしようと思って勉強しています そこら辺の話や音楽の話などしようと思います!

Yuta Sato

ギターの調整リペア、制作など仕事にしようと思って勉強しています そこら辺の話や音楽の話などしようと思います!

最近の記事

弦交換後のチューニングを安定させるコツ

今回はチューニングについてです 弦交換した後ってチューニングが安定しないなと思ったことってありますか? これはしっかり段階を踏むことで概ね解決するので、ぜひやってみてください! 今日のnoteで使っているギターはFender系の6連ペグですが、Gibson系の3:3ヘッドやアコギも共通の内容です ロックペグはちょっと違うのでまた別の機会に書きます! それでは弦交換をしていきます! 僕はFender系ならペグ2個分余分に弦を取ります。そうすると3〜4周くらい弦を巻くことができ

    • ナットの弦高

      佐藤です もう10月ですね、いやー1年って早いですね。 突然ですが、ギターやベースのナット弦高って気にしたことありますか? プレイアビリティやピッチに関係してくる部分なので結構大事だと思っています ここではナットの調整方法は説明しません。ナット弦高という概念があるんだ!ナット弦高が適正になっていると結構弾きやすさが変わるんだな!ということだけ覚えて帰ってください! よくFコードが難しいと言われますが、わりとナット弦高のせいなことが多いです。 ナット弦高を適切に調整して、

      • 反ってしまったチューンOマチックブリッジを直してみる

        こんにちは佐藤です! いきなりですがチューンOマチック(以下TOM)の反りって気にしたことありますか? 弦の張力に負けて経年変化でTOMが反ってしまう事があります。 写真は僕のOrvilleのレスポールのTOMです。真ん中らへんに隙間がありますよね。 こうなると外側の1.6弦より中側の3.4弦が低くなってしまってセッティングが取りづらかったり普通に弾きにくいなと感じると思います。 例えば6.1弦を1.5mmにセッティングしたとしても3.4弦が1.25mmになったりもっと低く

        • 曇ってしまった金属パーツをピカピカに

          こんにちは佐藤です 今日は金属パーツのクリーニングについて書いていきます 金属パーツのサビや曇りを取るか取らないかは人それぞれ好みがありますね。僕はピカピカが好きというよりはピカピカにする作業が好きなので自分の楽器はついついやってしまいます笑 必要な道具は ・コンパウンド(ピカールとか) ・電動ドリル ・真鍮製ワイヤーブラシ ・真鍮製6角軸ホイールワイヤーブラシ ・ティッシュや綿棒など です 作業自体は単純で、汚れを取りたいは部分にコンパウンドをつけてからホイールワイヤ

          難しかった色

          こんにちは佐藤です 友達からFender JapanのJBのリフィニッシュの依頼が来てやりました オーダーの色はグレージュ! グレージュ?何だそれ聞いたことないぞ、とその友達に聞いてみたらどうやらグレーとベージュの中間みたいな色で、ネイルやヘアカラーなどでも使われているお洒落なカラーみたいです。 手順的には前回のプレベのリフィニッシュと同じです。 アクリル絵の具を買って調色の練習もしました笑 自分のレシピとしては、 黄色ステインに黒を少量足して(8:2)薄茶色を作り、そこ

          難しかった色

          危険なナットの緩み

          こんにちは佐藤です 今日知り合いからベースのボリュームポットが緩んでしまって回すたびにノイズが出てしまうから何とかしてほしいと依頼が来ました ポットのナットが緩んでしまうとつまみを回すたびにポット本体も回ってしまいます。 ボリュームやトーンって結構スピード早めで回すこと多いですよね。それでちゃんとナットが閉まっていれば止まるところをナットが緩んでいてオーバーランしてしまうとポットにはんだ付けされている配線材が取れてしまい最悪音が出なくなります。 ジャックも同様です、怖いです

          危険なナットの緩み

          プレベのリフィニッシュ③

          こんにちは佐藤です プレベをリフィニッシュしたんですけど、今回が最後になります 前回はクリアの乾燥まで書いたと思います。 ここから水研という耐水の紙やすりを水や石鹸水などにつけて塗装後の傷を消して艶を出す作業になります 何で水や石鹸水を使うかというと、水研に使う紙やすりはかなり番手の細かい(1500や2000など数字の多いやつ)が多くて、目詰まり(ヤスリの表面に研磨した塗装の粒子が付いてしまってやすりの番手が細かくなって研磨しにくくなる事)を防ぐためにやります。 僕は空にな

          プレベのリフィニッシュ③

          プレベのリフィニッシュ②

          どうも佐藤です 先日の①の続きです 木地調整が終わったら着色に入りますが、その前にキャビティやネックポケットなど色ののってほしくない部分にマスキングをします 画像はストラトですがこうゆう感じにやります。 個人的に注意している点はキャビティの上側とマスキングの隙間を作ることです。 画像もよく見てみると隙間が空いていると思います。 この隙間がないと塗装が終わって「よっしゃーもう少しで完成だぜ!」というところでマスキングをビリビリと剥がすと最悪ボディトップの塗装も剥げてしまう

          プレベのリフィニッシュ②

          プレベのリフィニッシュ①

          どうも佐藤です ちょっと前になるんですけど、ベースを練習しようと思いまして、オークションでFender メキシコ製のプレベを購入しました! 97年製で自分と同い年でした 肝心の音はというと、プレベのゴリっとした音はするのですがボディが全く鳴っていない印象でした。 まあこんなもんかと思いつつとりあえずポットとジャックとコンデンサーを交換して一件落着と思ったのですが、、、 ステッカー焼けがボディのトップに多々ありそれが気になったため購入後1週間立たないうちに塗装を剥がし始めまし

          プレベのリフィニッシュ①

          はじめまして

          はじめまして、佐藤と申します! 僕は何をしている人間かというと、ギターベースの調整やリペアなどを勉強中で仕事にしようとしている人間です 写真のギターとベースは中古で買ったものをリフィニッシュ(元の塗装を剥がして塗り直すやつ)して自分のロゴのデカールをペタッと貼り付けたやつです ピックアップ(音を拾う部分)も自作したりいろいろいじり倒してます 新潟生まれ新潟育ちちなみに好きな食べ物はグリーンカレーと焼売、コーヒーです。 ギターベースのことや音楽(アドリブ演奏など)、最近好

          はじめまして