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サッカー好きとサッカー選手の違い

はじめに

サッカー選手のレベルを分ける時に、いろんな観点があると思う。ここ最近重要視している観点がある。オフザボールで把握している要素の数。各レベルは以下のように定義する。

レベル1:自分とボール
レベル2:自分とボールと相手
レベル3:自分とボールと相手とゴール

レベル1

自分とボールのことだけを把握している状態。相手がどこにいるか、相手が自分に何をしようとしているか、は把握できていない。ワンタッチ目を相手から離れた位置に置けない、オフサイドを連発する。が発生する。長年プレーしてもこのレベルから抜け出せない選手は多い。

レベル2

相手のアクションまで把握して、自分がボールを受けるための動作をする状態。相手から離れた場所にボールを置ける、オフサイドにかからずに裏抜けする。が出来る。このレベルに到達すると、所謂サッカーが上手い選手(≠ボール扱いが上手い選手)になれる。

レベル3

上記のアクションをゴールへのルートから逆算して遂行できる状態。ストライカーの嗅覚を持つ選手はこれが自然とできている。これが素で出来る選手はトップレベルで活躍できる。

まとめ

ハーランド、スアレス、レヴァンドフスキ、アグエロなどのストライカーはこのレベル分けのトップオブトップの選手。

指導者は選手を観察した時に、どのレベルにいるかを観察して、次のレベルに引き上げるために必要なものは何かを絶えず分析する必要がある。

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