手放せば動き始めるという不思議
今やっていることが、今後どういう展開になっていくかはわからないし、着地点がどこかもわかりませんが、導かれていることだけはわかります。
頭で考えてわからなくても、結果的に「なるほどこういうふうになっていくのか〜」という流れができていくからです。
それがいつも言っている自動操縦ってやつなんですけど、とはいっても自分で何とかしようとしてやってきた歴史が長いだけに、宇宙に任せて手放してしまうというのは、何か放棄してしまった気がして不安なものです。
でもね、現実を思った方向へコントロールしなくても、手放してしまえば本来行くべきところへ自然と向かっていくというのは、宇宙の法則でもあり宇宙の仕組みなのです。なかなか受け入れがたいとは思いますが。
例えば今までやってきたことが、何の関連性もなくて一つの「点」としか思えなかったとしても、ずっと後になってそれぞれの「点」と「点」が「線」になるという経験をしたことがある人は多いはずです。
その時その時には思いつきで動いていたような気がして、後でつながるというのは想像がつかなかったとしても、ちゃんと宇宙に導かれているんですよ。思いつきのようでいて、実はガイドがいて直感やインスピレーションという形で受け取っているのです。
僕自身も、今まで深く関わったアーティストのほとんどが北海道出身だったのですが、その時はその意味がわからなくて、「たまたま」としか思ってなかったんですよね。
でもね、いま北海道に住んでることを考えると、やっぱり何かしらの縁があったことは明白です。
導かれるというとちょっと宗教的なにおいがするかもですが、流れってやっぱりあるんですよ。
なんだか知らないけどそっちに引き寄せられるというように、自分では意図してないんだけど、そっちに流れてるな〜みたいなね。
それをキャッチすることも大切で、たぶんそれは生まれる前に計画してきたことでもあって、その流れに抗おうとしてもダメなんですよね。
他の方向へ行こうと頑張っても、結局戻されたりします。
流されたくなくて岩や引っかかった流木にしがみ付いているよりは、そのまま流されたほうがいいんですよ。
思ってもいなかった場所に到着するかもしれませんが、そこが自分にとって縁がある場所ってことですから。
僕にとってそこが北海道だったということですけどね 笑
目の前のことをたんたんとやり続けながら、卒業の時だなと感じたら次のステップに進み、いいお話が来たら受けてみる、やってみるってことでいいです。なんか主体性がない感じがするかもですが。
ただし目の前のことというのはやりたいことであることが前提ですけどね。
やりたいこと=自己実現ですから、それは自分軸で生きているということでもあります。だから宇宙のサポートを受けられるのです。
それが導きってことなんですよ。
わかりやすくいうと、やりたいことやって、その結果どうなるかは宇宙にお任せするってことですね。
そして完全に任せてしまえば、どういうわけか自分の想像を超えた結果が待っているということも、最後にお伝えしておきたいと思います。