【大人】窓辺の光を感じるトランスパレントスター
大人クラスに、小さな赤ちゃんのママが来られた時、その子に美しいものを届けたくて、誰ともなく「トランスパレント紙でサンキャッチャーを作ろう」という話になりました。「トランスパレントスター」言う方がわかりやすい方もおられるでしょうか。
薄い紙を切って、同じ形に折って、数片~10片くらいを円形に重ねて貼る。それだけで、複雑なモザイク模様が生まれて、光に透かすとこんなにキレイ!
光が弱くなる冬だからこそ、光を求めます。窓辺に貼ってみると、光がとても美しく見えます。「そこにいつでも光があること」に、気付かせてくれる手仕事です。
作り方は「トランスパレントスター」で検索したら、アレコレ出てきますので、ご自分でも作ってみたい方は挑戦してみてください。角をきちんと折ることだけ意識したら、小学生でも作れます。
専用のトランスパレント紙を買わなくても、手元にあるトレーシングペーパーや、クッキングペーパー、グラシン紙など、光が透けて、パリッと張りのある紙なら何でも使えます。何ならちょっとパステルでグラデーションを付けてみてもおもしろいかもしれません。
そして、試してもらいたいのが、重ね方。「8枚を合わせる」と書いてあっても、9枚とか7枚とか、枚数を変えると重なり方が変わるので、それもオモシロイ。
色を変えてみたり、
真ん中に台紙を貼って隙間に光を通したり、
普通は左右均等だけど、たとえば重なる部分は途中までしか折らないで片流れのままで重ねてみたり、
いろんなアレンジができます。そして、どれもが間違いじゃなくて、どれもが美しい、というところが好き!
窓辺に貼っておくと、太陽の光がいつでもどこでも誰にでも降り注いでくれていることに気付かせてくれます。そして、太陽が沈んで夜になると、家の中の電気をつけた窓辺から、トランスパレントスターを通した美しい光が町を照らしていることにも気づかせてくれます。
この飾りで気づくように、子ども時代には、いつでも光に包まれていること。そして成長したら、今度は自分の中から光を放ち、外に光を発するようになっていきたい。そんな事を考えながらの、光を感じる手仕事でした。
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▼オキツ 神戸シュタイナーハウス代表 大人クラス担当
小さな勉強会や仕事、普段の暮らしの中で、ちょっと立ち止まって考え、言葉にし、行動してみる。少しずつ、みんなで幸せになっていけたらいいな。
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