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【コラム】習い事②「塾行くわ!」「え!?」

中2の3学期、子どもが急に「塾行くわ!」と宣言しました。え!?急にどうした??? 小学校の時に「ピアノ習いたい」と言って以来(→子どもの習い事ってどうしてる?)。

これまで、子どもが育っていくのを隣で見守りながら、「自分に必要なものを子どもは知っている」と確信しているので、親としては「寄り添って見守る」スタンスでいます。そもそも、自分の子どもとは言え、ひと様の人生をリードする能力なんかないもの。

なので、彼女の突然の変化に、興味津々です。「次のステージ、来た~!」って感じ。

初めての塾は物珍しいらしく、自習室とやらに勉強しに行くと、結構遅くまで集中して勉強しているようです。夕方から10時まで行ってることもあって。受験生としては特別な事でもないのかもしれないけど、親的には、夜に子どもがいないと、急に家の中がガランとして、少々寂しい。いいけど。

「長いこと行った時は何してんの?」と聞くと、「今日は明日の小テストの英単語を50個覚えてきた」と言う。そんなの、先生がいなくても出来るじゃん、とも思ったけど、同じ部屋で、みんなが一所懸命やってること自体がいいらしい。

わかる~。誰かが同じ部屋にいて自分の仕事をしているだけで、その人の力を借りて、私もピリッとできるもの。

そうやって、何時間か集中して英単語を覚えてきたのですが、今まで文脈とかストーリーとかを求めてたのに、突然のこの丸暗記ブーム到来! 子どもが知らない人になっている…。

こうやって表面的な知識だけを詰め込みたくなるなんて、どういうこと? 長いスパンで見ておかしな影響は起こらないのかな? 「勉強モードなのはいいけど、急な変化について行けなくて(^^;)」と、えりか先生に話していたら「もしかしたら、エーテル体が完成したってことかもしれません」と。

今まで身体を作るのに使われていたエーテル体が、身体の完成と共に、自由に使えるようになり、それが記憶をつかさどるようになったのでは? と。

ほぉほぉ。現在中学2年の3月。やはり、突然の記憶ブームは、必然性があっての変化だったのね。見る目のある人から見ると、突然の記憶ブーム到来が、第3七年期に入って行く合図としても見えているらしい!

おもしろいなぁ、人間。

後日談ですが、最初のスタートダッシュで自習室に通った塾ブームは数回で終わり、今は週に1回塾に行く、ふつ~~~~のペースに戻りました。と思えば、突発的に朝起きて勉強したり。いろいろ自分のやり方を模索しているのかもしれません。

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▼オキツ 神戸シュタイナーハウス代表 大人クラス担当
書く人、聴く人、考える人、作る人、遊ぶ人。小さな勉強会や仕事、普段の暮らしの中で、ちょっと立ち止まって考え、言葉にし、行動してみる。少しずつ、みんなで幸せになっていけたらいいな。
ブログ毎日更新中。「自由の哲学を読む」~日々の暮らしから~
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