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幸せでハッピー!素晴らしい冒険への扉
ここで私の人生が変わった。
今日、私は母校の調理師専門学校に訪問しました。この日は「卒業制作展」。恩師の先生と挨拶をして、現在の私の仕事の話もできました。先生たちは、私が独立をしてお菓子作りの仕事を順調に歩めてることにとても喜んでいただきました。
今年の制作展の作品はレベルが上がっていました。飴細工の作品があって「ジャパンケーキショー」にも出せるぐらいすごい作品がありました。私は、近くにいた生徒に声をかけて、この飴細工を作った子と話がしたいと申し出て少し話をしました。
「こんなすごい作品、自分で道具揃えて作ったの?お金相当かかったでしょう?相当練習しないとできないよね。」
飴細工の道具は、柔らかい飴が冷めないよう熱を帯びるランプ台が必須で、飴の球体を作るチューブなど全部揃えると30万円ぐらいは軽く超えるものなのです。
飴細工を作った子は言いました。
「飴細工をどうしてもやりたくて、メルカリで道具を安く買って挑戦しました!」
私は、こんなに意識が高く素晴らしい挑戦をしたその子に最後に聞きました。
「どこに就職することにしたの?」
聞いてみると、やはり本格派の有名店の名前を言いました。さすが!だと思った。私は最後にその子の将来にエールを一言言って去りました。
調べてみるとメルカリで道具を揃えたとしても10万円以上かけて作ったみたいだ。
私が当時生徒だった時、卒業制作展にはシュガークラフトを作り、道具や材料で15万円ぐらいお金をかけて作った。当時、私は31歳というのもあってお金は少し持ってたからできたものの、飴細工を作った子は20歳。なかなか大きいチャレンジをしたと思うし、見事に感動を生む素晴らしい作品を作ったと思う。私の見解では、おそらく製菓部門で優勝候補だと思う。
さて、今回は人生を幸せに歩むための話をしたいと思います。
あなたは今、幸せですか?不幸せですか?
幸せとは、人によって様々で何をもって幸せなのか、自分の中でわかっているようで実は見えてない人が多いのではないでしょうか。
幸せを感じるには、正確に自分を分析しないといけません。
例えば、「お金」。
お金は、生きるために必要だったり、やりたかったことの対価として必要だったり、家庭を持っていれば家族の人生を豊かにするための生活費にも使われます。
では、お金がいくらあったら、あなたは幸せになれるかわかりますか?
お金はいっぱいあれば幸せになれる・・・ように見えますが実は違います。
お金を得るために人は働かなければいけません。得る金額が増えるほど人は働かなくてはいけなくて、自由な時間はもしかするとちょっぴりかもしれません。それでは、窮屈な人生で生きるのが辛くなるかもしれません。
イソップ物語の「アリとキリギリス」の話は、皆さん知っていることでしょう。
アリさんは過酷な冬を越すためにひたすら食料を集め、冬を越す備えたおかげで生き延びることができました。
一方、キリギリスさんは自由で怠け者だったために、冬を越す備えをしなかったために死んでしまいます。
この話、一見キリギリスさんはドジだなぁ。バカだなぁ。って思う人が多いことでしょう。
キリギリスさんは、アリさんを少し見習って働かないといけなかったでしょう。
でもその反面、この話のアリさんは、いつ怠けたり、いつ遊んだりしていたのでしょう?
働きづめで社畜なアリさんは、もしかするとキリギリスさんを少し見習って「怠けたり」や「遊び」があってもよかったかもしれません。
この話から見えてくる、あなたの人生ではお金が「いくら必要」でたった一度の人生で「経験したい幸せ」は何なのか明確にしないといけません。
しかし、人の人生の中で得られる「お金」と「幸せ」は年齢によって変動します。
例えば、若い頃(10代〜30代前半)はやりたい事が多い反面、お金があまりありません。
一方、年齢が上がってくる頃は、お金に余裕があるものの、年齢の都合でできない事があったり、若い頃ほど意欲的に行動をするのが難しくなります。
リスクの話をしましょう。
若いうちは、どんな大きな失敗をしても挽回するだけの体力と余裕があります。
年齢が上がると、メリットが少なく、リスクが高くなって行動することすら難しくなります。
例えば山登りをしたとしましょう。
若いうちは体力があるので山頂まで登るのは簡単にできるでしょう。多少疲れていても数日休めば回復します。
一方、年齢が上がるほど(例えば60代)山登りするリスクが色々出てくることでしょう。もしかすると体力が無くて山頂まで登ることはできず、疲れが出たら回復するのに時間がかかる可能性もあります。怪我もしやすい年齢でもあります。
私がここで言いたいのは、
「お金がかかることや、リスクを背負ってでもやりたいことはなるべく若いうちにやることです。」
若いうちに挑戦した方が成功しやすく、リスクの挽回ができます。
私がお客様に自分の料理を食べてもらい幸せになってもらいたいと「料理人」を目指したのは24歳の時でした。安い給料でも、本を買い、練習し、時にはレストランで食事をして「本物の料理」が作れるよう努力しました。貴重な「時間」「お金」は全て投資してきました。
でも、フランス料理や洋食の仕事は私には合いませんでした。私は思い切って大好きなお菓子作りをやりたいと思い、パティシエになることを決意したのは29歳の時です。
そして、私はお菓子を作る能力が開花して今では独立をして自分のお店を持つ事ができました。
フランス料理人とパティシエとでは、畑違いの仕事ですが、様々な経験をしたおかげで私は「自分が幸せになれる仕事」に巡り合う事ができました。今では、日々のお菓子作りが楽しくて、食べてくれる人には「美味しい!」って言われることにとても幸福を感じている事ができました。
私がフランス料理人だった時、パティシエになるという大胆なリスクを背負う時にあった気持ちは、「不安」が確かにありました。
でも、今ここでパティシエを目指す選択ができなかったら一生後悔するとも思いました。
私1人の力ではパティシエになることはできませんでした。
でも、私の本当に求めたい幸せや情熱は、周りの人間を動かすほどのものでした。
ここまでの大胆な行動を起こすポイントがいくつかあります。
1.リスクを取れる時期を活かし切る事ができた。
2.本当にやりたいことを探すときにリスクをとってきた時があったから。
人が幸せを求めるときの話をしたいと思います。
幸せじゃない時:安定しているが充実感が得られない道
幸せになろうとしている時:確実性は低いかもしれないが経済的、心理的に遥か大きなやりがいが感じられる大胆な道
幸せが成功するポイントが3つあります。
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最後まで読んで頂きましてありがとうございました!とても嬉しいです♪ これから更新して頑張って参りたいと思いますので今後とも宜しくお願い致します!