6/13菜園1ヶ月と24日目 美しい甲虫
今朝、激しい雨がやんだあと、畑の様子を見に行った。
強い風が吹き雨もひどかったのに、小さなビーツの苗はピンと立っていて、ナスの花は咲いて、緑のトマトは雨粒でツヤツヤ。ズッキーニの雄花には雨水が溜まって何匹かアリが溺れていたけど。
オクラもしっかりしてきた!
人参も着実に大きくなってる。
十日ほど前に、ナスタチュームの茂みで見つけた綺麗な甲虫。調べたら「ヤマトタマムシ」というらしい。目にした数日後、無残にも死骸になっていた。それでも綺麗な色のままで輝いていた。
今日はそのヤマトタマムシにまた会えた!同じナスタチュームの茂みで。ここに家族で暮らしているのかな?
ヤマトタマムシは玉虫色の由来にもなった、美しい色を纏っている。見る角度によって色が変わって、初めて見つけた時はこんな美しい虫がこの世にいるのか、と見惚れてしまったほど。畑の中でもピカイチで目立っていて、人間の目からはすぐにわかるけど、色が変わるため、鳥などの天敵には恐れられ狙われにくいのだそう。
雨の間、藁の下に隠れているヤマトタマムシやダンゴムシ、ナスの葉裏にくっついたテントウムシダマシ。野菜にとって(人間にとって)良い悪い関係なく、虫も雑草も、そのすべてが可愛く愛おしく思えるから、面白い。雨上がりは色んなものがきれいに見える。
この畑が小さな虫たちにとって居心地のいい場所であればいいなぁ。