恵まれないから救われたい僕の話
息をする暇もないくらい幸福感に囲まれていたらなァ、心の中を解剖して目に見えるようにしたら、君は驚くだろうな。僕の心はマイニチ血が止まらないんだ。だから空想する。安心して涙が出るくらいのはちみつ入りホットミルクの喉の奥の話さ。
オレンジ色に染まるランプは眠気を誘い、ふわふわの毛布と「おやすみ」と毎日声をかけてくるのは少しウザいけど優しい家族は明日も変わらないままで
変わらないことはツマラナイとSNSに書いて特別な人になりたいなと駅のホームで黄昏れてみる。普通の幸せが退屈だと、はぁとため息ついてそんな日々は中2病、長い目でみたら青春だったんだよな
そう、そうだよ、そこのお前だよ!どうしようもないな。浅はかだったよな。何も考えず、生きていたかったよな。こんな苦しみを抱えて生きることが分かっていれば、ただの通行人Aを望んだのに!神様!
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