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綺麗な本

本が好きだ。
だから、綺麗に取ってある。
そういう人は多いのではないだろうか?

ビジネス書はどうだろう?
やはり綺麗に読まれる方が多いだろうか?

私はある時、綺麗なままの部屋にある本を見て
綺麗なままがいいのだろうか?と
疑問に思った。

要するに味が無いのだ。
読んだ形跡がない。
買った時のままに見える。
読んだはずなのに、記憶が薄れる。
読んでないようにも思うし、理解せずにただただ読んだと思い込んでいるのかと疑問に思う。

綺麗なままにしておくのが、本の役割とも思えない。

それから、
気になったところは線を引いたり、書き込んでいくようになった。

そうする事で読む以上に、知識は身に付いたように思う。

わからないことを後から調べようと思わず、読んでいる最中に調べるようになり、理解が進んだように思う。

本の種類によっては綺麗にし、
他の人にも読んでもらえるように配慮はいる。
例えば共感してほしい場合などだ。

しかし、何かを身につけるためのもの、自分の知識の習得する為のものは、印や書き込みをすることで、時間が経過した時に気になっていたことがよくわかる。

綺麗な本も好きだが、愛着のある一冊にすることも好きになった。

冬の寒い時期は、家でゆっくりと本を読み
熱いコーヒーを飲みながら
いろいろと物想いに耽りたいものだ。

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