関羽
子供のころ、50巻を超える大作といえば、
こち亀か、三国志しかなかった。
三国志は、
いまや古本屋でも、コミックサイズのものはない。
中国の歴史というだけあり、内容も難しく感じた。
誰が敵で、誰が味方なのかがわかりにくいのだ。
とても人間くさいとこも多い。
子供には難しいだろう。
戦いの内容も、
日本の歴史だと、一向一揆などの宗教絡みの戦が多いのだが、三国志にはない。
盗賊絡みの戦が多い。
世の中荒れると、今ま昔も強奪するようだ。
そしてなぜか虫が増え、畑をあらすのだ。
三国志の魅力は、
人物のキャラが濃い。
劉備、関羽、張飛、趙雲、孔明。。
あげだしたら、キリがないので割愛。
物語りで印象的だった場面は、
関羽が敵に、捉えられ
死んでしまうところだ。
えー、っ。死んじゃうの!?と思った。
人物が偉大だったので、
いろんな人に崇められるようになった。
人が神になる瞬間を感じた。
夏の長い夜に、久しぶりに読んでみようと思った。
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