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【#966】IQ論争の最終章

5/14 IQ論争の最終章

この記事は、 
アマチュアミュージシャンを
プロに育てる
オンラインサロン
【HARK Startup Boost 】(https://twitter.com/info_harksb/status/1428688646043930636?s=21)にて
書かれた内容です。


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アーティスト活動に関するアドバイス

新しい試みに関する情報や
プロセスエコノミーについてなどの
お話を毎日お届けしています。


おはようございますー
日曜日ですね


日曜日も働く真面目オーナーですけど
若干眠いです



AIを追いかけてるだけで
毎日結構な時間が取られて行くわけですけど


これって
新しいゲームが出た時と一緒で
結局操作感だけを確認して
ある程度先が見えたら後は興味なくなります。



できることを確認するとか
可能性を探るとか
正確な情報が欲しいとか
そっちの方が近いですね



問題はこれらを
「一般の私たち」がどうやって使うかが
問題なわけで

別に何にでも答えてくれるアプリは今までも
SiriやAlexaがいたわけです。



それの上位互換なだけですね



この「抽象化」と「再具体化」
この部分を探している感じですね



どうも最近はめっきり
ハマりまくっているAIオーナーですけど
何か?というわけで


本日は
IQ論争の最終章ですかね



えっとですね
あのーじゃあ、そもそも
「音楽」ってIQ高いんじゃねーの?です。



はい。
おそらく
IQ論争の最後はここに行き着くのだと思います。



世の中のサービスは
ほとんどのものが
「平均化」されています。



全てのサービスが
「平均的に素晴らしいクオリティを持っている」
ということですね



最近ではこれを
「民主化」と言ったりします


誰でもが手に入れることができる。
という意味で「民主化」ですね


こういうふうにですね
「クオリティ」というものは民主化され
誰でもいつでも安価で
手に入れることができるようになった。


なんなら
無料で手に入れられるようになった。 



これを
「民主化」と呼んでいるわけです。 



その反面
情報は簡素化され
世の中の人たちは
「自分で考えること」をしなくなり
「答えをくれ」と言い始めてしまうわけですね。



昔は「わからないこと」ということ自体が
面白いことだったわけですが


今は「わからない」ということ自体が
「邪魔なもの」 ということに
なってしまったわけです。



たくさんの情報が溢れているので
わからないものに時間を費やすよりも
簡単ですぐに答えが出るものに時間を使いたいと、
こういう意識が働いているわけですね。



だから
IQが高いと受け入れられにくいという
この「IQ理論」が成り立つわけです。



世の中の人たちは
クリアできない難しいゲームのことを
「クソゲー」と言い
簡単にクリアできるゲームのことを
「素晴らしいゲーム」と言う。 


こう言う世界になってしまったわけですね



だから音楽も
「わかりやすいポップな音楽が好まれる」
と言うわけです。


歴史的な背景知識が必要な
クラシック音楽などは
IQが高すぎて新しい人たちは
全然入ってこないわけですね



しかしですね
入り込むと
「IQが高い方が面白い」
と言うことになるわけです。



この 「入り込む」と言う行為。
これに労力がかかるわけですね。



ここにかかる労力のことを
「楽しい」と思うか。
「煩わしい」と思うか。



ここが
昔と今の違うところかもしれません。



ルールを覚えたり
時代背景を勉強したり
技法を学んだりと
「自分達がプレイヤー側」
のイメージで学んだり


または「観覧側」
として色々なことを覚えたり。



こう言うことをしていくことが
そもそも
楽しいとか
面白いとか
趣味とか
そう言うことになると思います。



向上していくのが楽しいわけですからね




表面的な
「映画見て楽しかった!」
「音楽聞いて楽しかった!」では
向上していかない、
表面上の楽しみ方ということになりますね



この境目を考えるとですね
今日の表題
「そもそも音楽ってIQ高くね?」
ということに行き着くわけです。



音楽を
「なんとなく耳に残って覚えている」
これは「表面上の楽しみ方」ですよね。



びっくりしたとか
感動したとか
面白かったとか
そう言う感想と同じです。



そう言う楽しみ方。


これを「IQが低い」と言っている。



では音楽を

楽曲の盛り上がりとか
歌詞の内容とか
アーティストの人となりとか


こう言うことをたくさん知って
それらを組み合わせて考察して
新たなことを楽しむ。



これは「IQが高い」
楽しみ方ということになりますね


「クオリティ」も、こっちに属しています。 



みなさんがファンに
または新規に
音楽を届ける際に


この「表面的な部分で掴む」と
「音楽の力を使って深いところを聴かせる」と
これらを「ごちゃ混ぜにしていること」が


そもそもの皆さんの活動の
間違いであるということになります。


例えばですね
「ピカソ」の絵を
美術館に見に行ったとします。


そうすると
今まで絵を見たことがない、
美術館間に行ったことがない、という
「IQの低い人たち」



これはもちろん
「絵は見たことある」わけですが
「深いところまで知らない」
「表面上だけの絵を見たことがある」
人たちであるわけですが



おそらく感想は
「楽しかった」「面白かった」 と、
こうなるわけですね



これ
「IQの低い楽しみ方」です。



一方で
「IQが高い」人たちはまず行く前に

ピカソの技法を勉強したり
どういう時代背景だったのか
どういう功績を残して
どういう評価を得ている人なのか
という「予備知識」を入れていくと思います。




あー
この時代は他にもたくさんの絵画で
有名な画家がいて切磋琢磨していたのねとか
他の人たちは有名な作品は数十点しかないのに
ピカソは数万点もあるのねとか



ピカソは死ぬ前にある程度功績が
認められていたのか!とか



こういうことを知った上で
ピカソの絵を見ることで


あーこの絵のこの部分は
そういう時代背景から生み出されたのかなとか
確かにゴッホを意識したような絵も
中にはあるな、とか


年代によって全然違う絵を描くんだな、とか
そもそもピカソって絵うまいじゃん、とか。




こういうことを楽しむわけですよね



これが「IQが高い楽しみ方」です。




こういう風にですね


世の中には
IQの低いアプローチとIQ高いアプローチが、
存在すると共に

同じく
「IQの低い楽しみ方」 と
「IQの高い楽しみ方」 が、存在する。と、
こういうことが言えると思います。



では
アマチュアミュージシャンに
戻ってみましょう。



みなさんの音楽や
そもそも今の社会で流行っている

「SNS自体」



これらは
「殆どがIQの低い楽しみ方」に
「集約されつつある」と思いませんか?



ここ。
今日のポイントであり
IQ理論の結論はここです。



1番初めに
「民主化」という言葉をあえて使ったのは
個々とつなげるためですね



インターネットが発達して
全世界がつながり
SNSが発達して
全人類がターゲットになる時代なわけですから



たくさんの人に楽しんでもらう
コンテンツというのは
そもそも
「IQが低いものでなくてはならない」
ということになります。




ここが
民主化されているということなんです。



今AIが散々話題になっているのも
「日本語の言葉で全てを操作できる」という
「IQの低いインターフェース」が
注目されているわけなんですよ。



というわけでですね
みなさんがたくさんの人に音楽を届ける。



自分達の活動を届けるためには
「IQがめちゃくちゃ低い状態」
である必要があると。



その時に
「音楽のクオリティ」のような
予備知識が必要なIQの高いコンテンツは
そもそも誰からも見向きされませんよ。と、
こういうことになります。



だからですね
スタートアップブーストの
販売しているものは
「音楽」ではなくて
「配信ライブ」や「応援」な訳です。



IQ低いですよね


「入り口は最高に低く」です。



最高に低く、って
矛盾してますけどね。笑



みなさんが音楽を届ける時に
「この曲のアレンジが最高!」とか
「この曲の歌詞が最高!」とか
言ってませんか?



自分でIQ高くしちゃってますよ。



それを楽しむのは
「入り込んできた人」です。
新規はそんなところ見ません。



新規は
「あーなんとなく楽しい」とか
「あーわかりやすい、答えはこれだね?」とか
こういうものを求めています。



いきなり因数分解と微分積分の問題を
出したらダメなんです



初めは「1+1」から
問題を出さないといけないんですよ。



そこから
だんだん難しい問題が解けるように
なっていくわけです。



そしてIQが高くなると
「問題が解けなくても面白い」と、
こうなるわけですね。



難しい問題も楽しめるようになる。
こういう風な順番で新規が
ファンになりコアファンになっていく と、
こういう理論になります。



いかがでしょうか?



さて
ここから先はおそらく
個別の案件に対して
かなり具体的なお話を
しないといけなくなりますので

一旦IQ理論のお話はここでおしまいになります。



ちょっとお休みして
こらからは過去の記事を
勉強し直す期間にしようかと思ってます。




みなさんの音楽は
「IQが低く」設定されていないといけません。



活動もそうです。




そして
それらの行き着く先が最終的に
「あなたの音楽を楽しむ」
ということなわけです。




そこまでは我慢ですね



SNSを使って
たくさんの人にアプローチするためには
IQを低くして
わかりやすい部分を全面に出して
入ってきた人を順番にコアにしていく


こういう順番を意識して
自分達の活動を見返してみましょう



本日のお話はここでおしまいです。



それではですね
今日もIQ低く低く。


「歌詞に込められた意味を
考えながら聞いてください」
とか言ったらダメですよ


IQ高すぎ。笑




入り口はIQ低く。
なんかよくわからないけど、あー楽しかった。
なんかよくわからないけど、あーいい歌だった。
と、こんな感じでいいんです。



ここを意識しながら今日も
頑張っていきましょー


いってらっしゃい!

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