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インド映画「RRR」2回目の映画館鑑賞

2回目の鑑賞はストーリーもわかっているし、そこまで楽しめないかもしれないと思っていたが、そんな予想を遥かに超えておもしろかった。

私は、同じ映画を映画館で2回鑑賞することなんて今までなかったと思う。
1回目の鑑賞を終えて周りに共有して伝えたくなるぐらいとても感動したので、
2回目鑑賞してみたら、どんなふうに自分が感じるか興味があったので、先日もう1回鑑賞しに行ってきた。

大変失礼な話なんだけど、1回目の鑑賞の時は、話の途中まで主人公2人の顔の区別がついていなかった。
今回はラーマとビームの2人の主人公の区別も最初からついているし、だいたいのストーリーの流れも把握していたから、当たり前だけど2回も見ると、細かいことにも気づいてくる。

そして、2回目を見ていると、映画の中で流れる音楽がすごく素敵だなあと改めて思った。
言語がわからないので字幕を懸命に追う。
音響効果もあるだろうが、音の一つ一つが心地よく心の奥に響いてくる感じだ。
音楽によってますます映画の世界に引き込まれていく。
アクションシーンだと、アクロバティックな見せ場をスローモーションであえてゆっくり見せる場面が多かったが、見るたびに「すごい!」「かっこいい!」と何度も心の中で叫んでいた。
声出しオッケーの場だったら、言語化したら「うわー!」「すげー!」ばかり叫んでいたはず。

1回目鑑賞した際は映画のパンフレットもほしいなあと思っていたが余韻に浸りすぎてパンフレットの購入を忘れていた。
でも、今回は上映前に忘れず購入。

とりあえず名場面が多すぎて、オープニングだけでも衝撃的なシーンばかりだった。

・村から少女が拐われた件
・主人公のラーマが大群衆に対して1人で戦う
・主人公のビームが、森の中で仲間たちと猛獣に立ち向かう
・パーティーで踊ったナートゥダンス

・子供を助ける場面
2回目見ても、2人が出し合ってたサインを見ても、2人の立場に私が立ったとしても、何をどうしたらいいか私にはわからなかった。

名場面が多すぎて、「RRR」を観てからあらゆる場面や挿入歌のフレーズが頭の中をぐるぐる回っている。
そして、頭の中で「ナートゥナートゥ」と男性の声が聞こえてくる。

3時間と聞くと日本の映画に慣れている身としては、映画としては長すぎる印象だけど、実際に見たら3時間という長さを感じさせなかった。

どんな映画の作り方をしたら、こんなに面白い作品がつくれるのだろうか。
観客の気持ちが高まっている中で、エンディングにダンスショーが始まった。
みんな生き生きと歌って踊っていて観ているだけで楽しく、この時間が終わらないでほしいとすら思っていた。

コロナ禍で映画館に行くのを自粛したりしていて、今回で久々に映画館に行ったが本当に楽しかった。
感謝申し上げたい。

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