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DVってなに?

こんにちは。色眼鏡です。

DV(ドメスティックバイオレンス)という名前は、年々聞く機会も増えていると思います。
DV=暴力ということはなんとなくわかっても〘なにが暴力なのか〙、〘どこからDVなのか〙は曖昧な方も多いと思います。

DVとは
【親密な関係の相手への暴力】です。
親密な関係とは、夫婦、パートナー、恋人のこと。

では暴力とはなにか。
・【身体的暴力】殴る、蹴る、髪毛を引っ張る、物を投げつける など
・【精神的暴力】怒鳴る、馬鹿にする、不機嫌、無視、束縛、脅す、行動制限 など
・【性的暴力】同意のない性行為(同意なく→体に触れる、キス、セックスなど)、体の写真動画を撮影する、性に関する嫌がる言葉を浴びせる  など(夫婦間レイブ、恋人関レイブ)
・【金銭的暴力】生活費の非協力、お金を渡す見返りに従わせる、勝手に家のお金を使用する など
・【子どもを使った暴力】子どもを理由に従わせる、子どもを通して暴力を行う、児童虐待 など
・【ネット上の暴力】ネット上に人物特定できるかたちで写真動画、悪口をあげる、リベンジポルノ など

他にもいろんな暴力があります。

ではどこからDVなのか?
【対等な関係であるかどうか】です。
・上下関係ではなく対等関係か
・片方が片方に恐怖心を持っていないか
・自分の状況や意見をお互いに言えるか
・自分の状況や意見を受け入れたり、話し合いができるか(尊重)

怪我の残る身体的暴力は目に見てわかるので、暴力の証明ができやすいですが
精神的暴力や性的暴力などは、目に見てわかりにくいので、暴力の実態を証明するのは難しいですね。

では、証拠を残したければどうするか?
・録音、録画する
・日付時間、内容をメモしておく
・周りの人、警察、各相談所に相談し、相談履歴を残しておく

つまり、記録を残しておくということ。
しかし、これがバレて、さらなる暴力に繋がる可能性もあるので、行政シェルター、民間団体に事前に相談しておく準備も必要です。

なんで被害者が我慢したり、準備したりしなければならないのか?

【加害者は暴力をしている自覚がないから】
ここが、社会の問題であります。
〘家庭に法は入らず〙という考え方が、まだまだ社会に根付いているので、社会が暴力を無意識に無視してしまっているのです。
日本でDV加害者は、DVの罪で逮捕されることはありません。
怪我をさせれば、傷害罪となりますが。DV罪というものはありません。

だから、被害者が逃げる選択しかなく、加害者が加害者である自覚を持つ環境がないです。

あなたも、気づかないうちに、被害者・加害者になっているかもしれませんよ……

いつ誰が、被害者・加害者になるかわからないので、他人事ではないんです!
自分じゃなくても、周りに悩んでいる人がいるかもしれないんです!

DVとはなにか、暴力とはなにか。
まずは知ることから始めませんか?

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