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「お金と信用は貯めるのは大変だけど失うのは一瞬」- 信頼を築くための教訓


私は毎月、メンターとの通話を通して、ビジネスや人生に関するアドバイスをいただいています。


先日、こんな言葉を教えてもらいました。



「お金と信用は貯めるのは大変だけど、失うのは一瞬」



この言葉を聞いた瞬間、会社員時代に信頼を失ったあの出来事を思い出しました。


「あの時、もっと早く素直に謝っていれば…」


そんな後悔とともに、今でも忘れられない経験です。


この記事では、私の失敗談とそこから得た大切な教訓をシェアし、信用を築くために意識していることをお伝えします。


・過去の失敗から学びたい人
信頼関係を築くためのヒントが欲しい人
ビジネスや人間関係で後悔したくない人


そんなあなたに、少しでも役立つ内容になれば嬉しいです。




会社員時代のあの日の出来事


会社員時代に、お客様からの信頼を失ってしまった経験があります。


原因は、商品の誤出荷でした。


最初はそこまで大きな問題じゃなかったんです。

お客様も怒っていなくて、返品を受け取って、正しい商品を送り直せばそれで終わる話でした。


でも、その時の私は「自分は間違っていない」って思い込んでしまったんですよね。


「少額の商品だし、そっちが間違ったんだから引き取ってよ」



口には出していませんが、態度には出ていたかもしれません。


今思えば、本当に生意気でした。


その結果、お客様は「もう注文しない」と、取引を完全にストップされてしまいました。



大阪から石川へ、2回も謝罪に行くことに


その後、私は謝罪するために大阪から石川県まで行くことになりました。


それも、1回じゃ済まずに2回も


1回目は「直接謝ればすぐ許してもらえるだろう」と甘く考えていたんです。

でも、そんなに簡単な話じゃなかった。


直接会って謝罪しても、怒りは収まらず…。


2回目の訪問でようやく少し話を聞いてもらえましたが、完全に関係が戻ることはありませんでした。



信頼を失った経験から学んだこと


あの失敗から時間が経った今でも、私ははっきりと覚えています。


お客様に怒られ、注文が止められたあの日。


2回も謝罪に行かなければならなくなった時、頭の中には「もっと早く謝っていれば…」という後悔しかありませんでした。



でも、なぜ素直に謝れなかったのか。


それは、「自分が間違っていると認めたくなかった」からです。


・自分の評価が下がるのが怖かった
責任を取ることから逃げたかった


そういう小さなプライドや恐れが、私を動けなくしていました。



最初に素直に謝っていれば、お客様は怒ることもなく、取引は続いていたかもしれません。


だけど、私はそれを後回しにし、結果として2回も遠方まで出向くことになった。


そして何より、「信頼」を失いました。



メンターから教わった「お金と信用」の話


私はいつものようにメンターと通話で相談をしていたところ、ふとあの時の失敗談を思い出して話しました。


「お客様に対して誠実な対応ができなくて、信頼を失いました」



そう伝えると、メンターが言いました。

「お金と信用は貯めるのは大変だけど、失うのは一瞬なんだよ」


その言葉が胸に刺さりました。



そして、メンターは続けてこう言いました。


「信用はね、お金と同じで少しずつ貯めていくもの。でも、一度でも大きなミスをしたら、一瞬でゼロになってしまう。だからこそ、日々の小さな行動や誠実さが大事なんだよ」




その時、私は改めて気づかされました。


信用は、一度失ったら簡単には戻らない。



仕事でも、人間関係でも、どんな場面でもこれは同じことなんだと。


「信頼を失うのは一瞬。取り戻すのは一生」って言いますが 信頼を築くには日々コツコツと積み重ねが必要で、一度失ったものを取り戻すのは本当に大変なんです。


信用を築くために私が今でも意識していること


メンターから教わった「お金と信用は貯めるのは大変だけど、失うのは一瞬」という言葉は、今でも私の中に深く残っています。



それからというもの、私は信用を築くために、日々の行動で意識していることがいくつかあります。



1. 約束は必ず守る


シンプルですが、約束を守ることは信用を築くための基本中の基本です。

「あとでやります」と言ったことを放置しない。

「○日までに提出します」と言ったら、必ずその日までに提出する。


小さな約束の積み重ねが、相手からの信頼に繋がると感じています。


2. ミスをしたら素直に謝る


過去の失敗から学んだことのひとつです。


もしミスをしてしまったら、すぐに認めて謝罪する


言い訳や責任逃れをせず、誠実に対応すること。


これだけで、相手の受け取り方は大きく変わるんですよね。


3. 期待値を超える


相手が期待している以上のものを返すこと。

  • 納期より早く納品する

  • 想定以上のクオリティを提供する


こういった行動が、「この人なら安心して任せられる」という信用につながります。


4. 継続すること


信用は一気に築けるものではなく、毎日の小さな積み重ねです。


ブログを書き続けることも、SNSで情報発信を続けることも同じ。


「この人はいつも真面目に取り組んでいる」と感じてもらえることが大切だと思っています。


結局は、自分自身を信用すること


最後に大事だと思うのは、自分自身を信用することです。


「自分なら大丈夫」と思える自信があれば、行動も言葉も自然と誠実さがにじみ出るはずです。


信用は「お金」と同じで、少しずつコツコツと貯めていくもの。その積み重ねが、仕事や人生の大きな資産になると私は思います。



まとめ


この記事では、私が会社員時代に信頼を失った失敗談から、メンターとの会話で学んだこと、そして信用を築くために今でも意識していることをお伝えしました。

🔑 信用を築くために大切なこと

  • 約束は必ず守る

  • ミスをしたら素直に謝る

  • 期待値を超える行動をする

  • 日々の小さな積み重ねを大切にする


信用は一気に築けるものではなく、毎日の小さな行動の積み重ねです。


そして一度失えば、取り戻すのは簡単ではありません。


メンターから教わった、「お金と信用は貯めるのは大変だけど、失うのは一瞬」という言葉は、今でも私の行動指針になっています。


この教訓は、仕事だけでなく、人間関係や日常生活にも当てはまることだと思います。


この記事が、少しでもあなたの心に残り、日々の行動のヒントになれば嬉しいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



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