続)Kindle Paperwhiteのデメリットが、読書の本当の魅力を教えてくれた
前回、Kindle Paperwhiteの弱点をあれこれ挙げ、「それでも買ってよかった」というお話を書きました。
今回は、その件についての付け加えです。
もう一つのデメリット:けっこう高い
Kindle Paperwhite、機能のわりにまあまあ高いです。
最新世代で一番安いモデル<容量:8GB、広告あり、4G接続無し>で、13,980円也。
スマホやタブレットと似ているようで、機能面では全く似ていない。SNSも撮影も通話も、各種アプリの利用も、、すべて出来ない。
ま、でも良いんです。
多少はお金をかけたほうが、「ちゃんと使い続けなきゃ」というモチベーションに繋がるのですから。
それが悔し紛れじゃない証明として…ちょっとこんな想定を考えてみてください!
「読書は大事だから、これから沢山本を読むようにしよう!」と思っている人がいるとします。
Kindleのアプリを、普段遣いのスマホやタブレットにいれて、それをつかって読書習慣(電子ブックを読む習慣)を身につけようとしたら、うまくいくでしょうか。
あなたなら、どうですか?
・・・いかがでしょうか。あなたは、実際のところ、スマホで読書習慣を身に付けられそうでしょうか?
できる方なら問題ありませんが、、私はちょっと難しそうでした^^
スマホは、SNSやネットサーフィンも手軽にできてしまうので、どうしても読書以外のあれこれに、、すぐ気を奪われてしまうのです。あぁ。
でもこういうのって、「意志の弱さ」として受け止めるんじゃなくて、「習慣を続けやすい仕組みを作るべき」と考えたほうが良いんですよね。言い換えれば、「習慣化のさまたげになることを、ひとつひとつ、取り除いていく」ということ。
実際わたしにとっては、Kindle Paperwhiteの、読書しか出来ない不便さが、なによりありがたかった のです。
そんなわけで、周辺グッズ含め2万円強の出費でPaperwhiteを買ってからは、のらりくらりと、いちおう読書する習慣を続けられています。(相乗効果なのか、スマホアプリで読む機会も増えました^^)
もしも、まだ買っていなかったら・・・
いま、もし自分が電子ブックを読むための専用デバイスを買うかどうか、迷っている身だったら・・・ paperwhiteよりもランクが上の、KINDLE OASISを買います!
ふむ、Paperwhiteの倍か、それ以上もしちゃいますね。
これは、、正直だいぶ高い、と思う。そのわりに、機能面ではPaperwhiteとそこまで大差はない。
でも、詳しく比較すると
●動作スピードが、若干OASISのほうが早い
●ページ送り・戻り用の、物理ボタンがベゼル部分に付いている
価値を感じるのは、これら2つの、本当にささやかなアップグレードだけなんですけど…、けなげにも、わたしはこれらのメリットが得られるのなら、Oasisのほうが良い! と強く思っています。
ページめくりのストレスさえ、多少なりとも改善するのであれば、私の気持ちの面では、おそらくかなり大きな進歩になる、と確信しているのです。
ともかく当面は…、張り切って専用カバーや画面保護シートなどまで 買い揃えた「Kindle Paperwhite」を使い続けてみて、機器の寿命が来るころには、そのタイミングでの1ランク上のアイテムも含めて、最高の相棒選びをできるようにしたい、と、、いつになるのかわからないまま、誓っております。