真夏のピークが去ったと、天気予報士が告げる前に。 10 [星野 カナタ] 2019年9月8日 23:39 観覧車の光が揺れて、花火のよう。少しだけ光の筋が憎らしい。ほんの数分前に、本物の花火を見たせいで、物足りなさを感じるみたい。そういえば、今年はもう花火見れないと思っていたけれど、見れたことが嬉しいし、1万何千人の人と見たあの景色は忘れられない。誰一人、「たーまやー」なんても言わず、シーンと静まり返った中で、花火を見つめていた。それぞれのライブの思い出に浸らせるように打ち上がる花火は、とても綺麗だった。「最後の花火が今年もなったな。」そんな歌が、わたしの頭に流れた。 いいなと思ったら応援しよう! お仕事中のドリンク代にさせていただきます。ちょっといい紅茶を買いたいです。 チップで応援する #写真 #毎日note #毎日更新 #詩 #創作 #自由詩 #夏 #散文 #気持ち #散文詩 #花火 10