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会社という組織と折り合いをつける3つのポイント

今の世の中、以前よりフリーランスで働く人が増えたとはいえまだまだ会社という組織に属して働く人が多いと思います。

入った会社が好きな会社で、好きな仕事をして日々成長でき、素晴らしい人間関係に恵まれてる!😊という方もいらっしゃるとは思います。

ですが、ほとんどの方が何らかの不満を抱えて働いてることが大半なのではないでしょうか。

皇居から丸の内エリアを臨むと夜でも綺麗なくらい働いている人がたくさんいます

私なりに、会社という組織と折り合いをつける3つのポイントを記載してみます。

・働いてる会社の理念・社風に共感できる


会社や組織には生みだすサービスや商品に対して、理念(≒経営方針)を持っています。
個々人で考え方が違うように、会社によっても何かしらの強みや特性を活かしたものを理念としていることが多いです。
その理念が共感できる、というのは数ある会社の中からお見合いをして自分にとってぴったり合う相手を探せたのと同じようなことです。そしてその理念こそが社風を生みだすと個人的に解釈しています。

もちろん理念や社風が合わないと言う人も居ると思いますが、大抵そういう場合は会社側も危機感を持って変えようとしていることも多くあります。
初めは小さな一歩だったり、どうせまた元に戻るのでは…と不安になることもあると思いますが、その方向性が自分の思う会社像とかけ離れていないのであれば様子見をしながら、自分自身も一翼を担えるよう行動するのも手ではないでしょうか。

・相談や雑談ができる上司・同僚・部下がいるか

人間関係は日々の生活の中でもかなりの割合で悩みのタネとなる原因です。
いくら相談や雑談が出来たとしても、状況が変わらないこともあるかと思います。

会社の規模や制度にもよりますが、社内外に相談できる制度がある会社も多く存在しますし、従業員が50人以上の組織には産業医という組織の環境を監督するお医者さんを設置することが義務付けられています。

・上司・同僚に相談しても人員不足などの原因で変わらない
・上司がそもそも問題で、訴えても分かってもらえないまたは話すことができない
・相談したら他の人に話されてしまうと不安である

もちろん話す相手を見極めるのは大切です。
ですが、制度としてせっかく整えられている相談制度や産業医に相談してみると、自分の組織以外の状況が分かったり、人事に働きかけてくれます。相談制度や産業医は会社が健全な状態で働ける環境であるかを見極めることが目的とされているので、もしダメなら見切りをつける、という手もあります。

相談する際に大切なのは、
・話が他に伝わってしまう前提で、困っていることを完結に伝える
・困っていることの理由を明確にしておく
・録音をする

です。
このときに大切なのが、自分の感情と事実を分離しておくことです。
理由も感情だけでは、理由になりません。

感情は「事実があり、その結果〇〇と感じ、積み重なって心身への影響が出た」という
という形で理由の補助として活用
するのが有効です。

もちろん上司の上司に相談したり、同僚に相談するときも多少なりとも上記のポイントを意識しておく必要があります。

しかし、こういう意見は寧ろ相談制度や産業医、上司や同僚にとってはありがたいものでもあるのです。
変えようと思っているけれど、率直に意見を言ってくれる人が居なくて動けないケースが多いのです。

事前に普段から雑談や仕事の話で相談などをして関係性を作っておき、信頼を得ること(信頼貯金ともいいます)も大切です。
私はHSPの特性を活かして、気づかない人が多いことにフォーカスをし、話を聞いたり、解決策を提示することをしていました。

その上で、私はこの相談方法を実践し、私自身にとって過重となっていた仕事の事などを解決でき、所属も変えてもらうことができました。

・仕事内容が明確か、仕事の裁量や働き方が柔軟に変えられるか、自身の成長が見込めるか

仕事内容は業種により明確なものもありますが、その明確な内容自体が過重になっていたり、付随業務で過重になっている場合もあります。
負担に感じていなければ良いですが、一人ひとりのキャパシティは異なります。

他人フィルターを通してしまうと
「なんであの人は私より(物量や迅速性も込みで)仕事していないんだろう」とか、「仕事していないのにあんなにお給料貰っていて、何故私はこんなに少ないんだろう」
と感じると思います。
人として、このような感情を持つことは決して悪いことではありません。

ここで大切なのが、評価しているのも他人だということです。
その時その時の人によって観点は異なります。そこにフォーカスしても、他人の思考は変えられないことが大半です。

もし、仕事内容が明確でないのであれば、自らタスク整理をし、まずは自分の中での責任分界点を決めましょう。

その仕事内容を見て、多すぎると思ったり、こんな仕事しかしてないと思うこともあるかもしれません。
仕事内容が多いけども成長できる、また少ないけれど学ぶ時間が取れるというのであれば続けてもいいのではと個人的に思います。

加えて大切にしたいのが、
仕事の裁量や働き方が無理なく自分自身の心身がコントロールできる範囲なのかという点です。
やり過ぎて心や身体を壊してしまっては元も子もありません。
自分自身は一人しか居ません。世界中のどこを探しても全く同じ人はいないのです。

まずは自身の心と身体を大切にしてください。

纏めると
1,働いてる会社の理念・社風に共感できる
2,相談や雑談ができる上司・同僚・部下がいるか
3,仕事内容が明確か、仕事の裁量や働き方が柔軟に変えられるか、自身の成長が見込めるか

このポイントに当てはめ、今の仕事を続けるかどうかも含め、持続的な働き方・ライフスタイルが実現できるか見直してみませんか?

このnoteが少しでもどなたかの助けになればと思います😊

長々と読んでいただき、ありがとうございました🙏


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