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朝ドラ「ちむどんどん」への批判殺到。

こんにちは、雲州はとむです。今回はNHKの朝ドラについて。と言うのも、毎日Twitterから流れてくる「ちむどんどん」への批判ツイートの勢いが物凄く、そろそろワードミュートをかけないとダメかも、と思っているので。

私は今期の朝ドラ「ちむどんどん」は序盤で視聴中止しました。
理由は「大森南朋を使いこなせないドラマは基本的に駄作」「録画して帰宅後に観るのに、レベルの低い作品はお断り!」 という印象が大きくあったので。





毎朝繰り広げられる、作品や脚本家への批判。



Twitterでは、この朝ドラへの厳しい批判が毎日のように流れてくるんですよね。佐藤健目当てで観ていた「半分、青い」の時と同じくらいヒートアップしてるんじゃないでしょうか。あの当時も毎朝アンチが物凄い勢いで炎上していた……。

私は朝から普通に夜まで通勤就業をしているので追えないけど、「半分、青い」も、毎朝激しく批判しているのは圧倒的に主婦が多い。昼の再放送時もツイートしているので、生活にそこそこ余裕がある女性達だと思います。

「なつぞら」「エール」は二年続けて、楽しみ。



広瀬すずちゃん主演の「なつぞら」も後半は「主役の女性だけが優遇されている」とかなり叩かれていましたが、日本のアニメーター文化の出自背景も詳しく描写されていたし、私はヒロインなつにも、そこそこ感情移入できていました。とにかく相手役の「イッキュウさん」こと中川大志くんが本当に良い味のキャラクターを演じきっていたので!! いまだにDVDの全話録画を見返すほど!


イッキュウさんは、実は高畑勲監督がモデルになっていたらしいんですよね。染谷翔太くん演じる「かみっち」が宮崎駿監督で。東京編になってからは毎日、通勤前に少し早起きをして視聴してから、会社に出てるくらい好きでしたね。

理論派で実直過ぎるイッキュウさん、大好きです。



なつの初恋の人である天陽くんがスペシャルオーラ全開で、既に「青天を衝け」吉沢亮くんの主演は決定していたのかもしれません。



コロナ禍に放送された、昭和歌謡の父を描いた「エール」も、色々降板トラブルや問題があったようだけど、とにかく音楽が素晴らしくて。山崎育三郎くんや森山直太朗さんをはじめとした出演陣の歌声も特出していて、いまだにHDDから消去できない回が多いですね。


「おかえりモネ」の菅波先生が懐かしい……。


今期の朝ドラ「ちむどんどん」は徹底的にヒロインと同調出来ず、また相手役の青年にも大きな欠陥があり過ぎる表現多々。 最近はコロナ禍もあって、幸せ&楽しい展開が無いと視聴続行もかなり難しいのかも。

「おかえり、モネ」の菅波先生登場には「#俺たちの菅波」タグが毎日トレンドトップを飾ったように、応援せずにはいられない人物がいれば何かしら変わったんでしょうが、今のところ人気が出た人物もおらず。



「おかえり、モネ」は、いまだに延期されてしまった百音と菅波先生の結婚式を特番SPで観たいとの、熱狂的なファンの声が続いているくらいですからねえ。音楽も静かな空気感も、楽しくて柔らかいキャラクター達も本当に見事な描写でした。




日本国内のドラマ自体が、そもそも最近すっかりパワーダウンしてしまっている悪循環もありますね。私はすっかり民放のドラマを視聴しなくなったし。毎日毎週、NHKばっかり録画してるんじゃないかな……。


コロナ禍で、朝ドラ視聴率が高くなったのも原因?


何せ公共放送局としてお金を取っている事情に加えて、世界的なコロナ禍になり、自宅内で過ごす人の人口と密度期が高くなったのも朝ドラレベルに厳しくなった要因かとも思われます。



私は正直、「ちむどんどん」の次に放送予定の「舞いあがれ!」にもそれ程期待が無く、その次の神木隆之介くん主演の「らんまん」を待機しております。男性主役の朝ドラでは、今までハズレだことがないし。

NHKの朝ドラのヒロインって、多くが脳天気なくらい明るくてついて行けないんです。悪く言うと無神経で。「なつぞら」のなつや「おかえりモネ」の百音はその辺がとてもナイーヴで、特に百音は共感しつつ観ていました。




「ちむどんどん」は、沖縄の本土返却50周年を企画して作られたドラマです。ところがそのテーマに削ぐわない表現が多々あるとしても厳しく指摘されている。これは私も少し観ていて感じました。


せっかく「戦後の沖縄」を描こうとしているのに、主役ヒロインやその兄弟、そして夫がとにかくだらしがなく、自分なら絶対にしないタブー行為を続けるので、不快ばかりなんですよね。

どうして沖縄を舞台にしたのかも謎で、本土復帰については「戦争の悲劇」とか「島民の複雑な気持ち」など、色々あると思うんですが……。それらはすっぱりカットで、ひたすらグダグダな人々の心の貧しいストーリーが続く……。


高卒ヒロインばかりが続く朝ドラ。


そして個人的にかなり気になるのが、朝ドラヒロインって大体において「高卒」なんです。そんなに最近の日本女性の大学卒業率は低くはないと思うんですが。Blu-ray化を希望している「ふたりっこ」は、将棋棋士の話なので、高卒キャリアは自然なんですけど、私が観てきた朝ドラで大卒だったヒロインは「ひまわり」の松嶋菜々子さんくらいなんじゃ……。

私自身、第三次ベビーブーム世代なので、受験戦争の苛烈さとか子供の頃からの大学進学希望者に囲まれて育った都内での環境が普通なので。どうしても高校卒業後に就職する方向性に、感情移入できない。この辺は「大卒女性への冷遇」を描ききれないNHKに問題があるのかなあ。

長く続けていれば中弛みも仕方ない朝ドラや大河ドラマなんですけど、そろそろ休暇を取ってもいい時代なんじゃないかと。民放もですが、製作側が疲れてきたドラマ作りを見ると考えますね。どれもワンパターンで先が見えちゃうし。



できるなら、主演のお二人がまだ感覚を掴めているうちに「おかえりモネ」の続編が観たい私です。ファンからの声援もまだまだ続いていますし!


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雲州鳩
マダム、ムッシュ、貧しい哀れなガンダムオタクにお恵みを……。

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