七年振り、同人誌即売会への参加!
おはようございます、雲州鳩です。昨日は七年振りに、同人誌即売会へ一般参加して来ました! 自分の本をサークルとして配布販売するわけではないので、買い物用の現金を用意し、前売りのデジタル入場チケットをネット購入。そして購入したい同人誌タイトルや、配布元のサークルスペースを軽めにチェックするだけの気楽な秋のイベントで、とても楽しかったです!
そうそう、せっかくなので一番お会いしたかったサークルさんお二人に、差し入れのバスボムもゲット、プレゼントとしてお渡しして来ました!
初めての、綺麗で明るい八王子会場!
この同人誌即売会は、通常開催されているコミックマーケットや、赤ブーブー事務局主催のものとは違い、規模が小さく知名度もそれほどありません。コミケが一日で平均3万人の参加者とすると、こちらは一千人超えというところ。
以前の開催場所は池袋サンシャインシティ文化会館でしたが、コロナ禍を挟んだ事情もあり、今回は東京たま未来メッセという本当に綺麗な新築の、大きな自治体ビルにて。宮城県の刀博覧会でも感じたけど、こういう自治体の公民館やコロシアムなどに、巨額の血税が使用されているんですね……。
私は本当にご無沙汰の参加なので、整理券配布の方法もわからず。まずは入り口に並んで、建物奥の受付へ。デジタルチケットを提示するとランダムで入場紙チケットをスタッフに手渡されます。
受け取った時には「うわ五番って、凄いなあ」としか思わなかったんですけど、外の椅子で待機していた時に会話した女性に「五番!? なんという強運!」と驚かれてやっと実感が湧きました。早いナンバーほど、人気サークルの本を早急に手に出来るのです。
新宿から中央線特快にて45分、八王子駅から徒歩十分程度なので当然、周辺は巨大なバスロータリーやデパート、チェーン店のレストラン、大きな道路が乱立しているんですけど、池袋や新宿渋谷とは全く空気の綺麗さや気温も違います。
最高の秋晴れの中で、また同人誌即売会に戻ってこられた喜びを噛み締めつつ入場。前列にいた他の同世代女性二人と「ラッキーでしたねえ」と楽しく会話しつつ入場!
「即売会よ、私は帰ってきたあ!」cv大塚明夫
世界中から「オタク」が集結する夏冬コミケ戦争とは比較にならない中の空き具合。でも明るく緑に満ちた清潔感のある天井高い会場で、とても良いリハビリになりました。
サークルさん方もとても優しくて親切で。「ああ、私は帰ってきたんだ。青春の全てを燃やした同人誌の世界に」と胸がいっぱい。
おそらく入場時の列整理や声掛けをしていた男性達は、コミケスタッフ経験者かと思われます。私も主催したイベントでは、コミケキャリアの長いスタッフさんを友達に紹介してもらったので。
大好きなサークル主さんにご挨拶をし、差し入れを渡して。とにかく片っ端から新刊と既刊、当日限定グッズや無料配布コピー誌をサブバッグに詰めていきます。かつては持ち金がなくなって、一度ATMで下ろしてから戻ったこともありましたが、今回は三万円に届かず。
この日は、19時以降中央線が高尾への下りが全部止まってしまうとのことで、振替バスへの案内をJR駅で連呼注意されていました。新宿方面へ帰宅する私には無関係ながら、早めに退場。偶然、一緒に並んだ整理券二番目の女性とバッタリ。
「また、ご縁があったら会いましょう!」
「さよなら! お疲れ様でした!」
彼女と、またどこかの会場で会えたらいいな。
パスタランチとスタバで一息。
朝に一杯のお茶漬けは食べたけど、運動したらとにかくお腹が減ってしまって。せっかくの八王子だし何か食べて帰宅しようと、駅ビルの中へ。
大好きなお好み焼き「千房」もあり迷ったけど、今回はパスタの「五右衛門」へ。二年振りくらいかも……。
店内は空いているのに、人手が足らず片付けられていないテーブルやカウンター席が目立ちます。きっとどんどん、この先は働き手がいなくなっていくんでしょうね。お運びロボットを大量投入しても、今度は若い消費者がいなくなる。
エレベーターに乗り合わせた、今一番高い年金をもらっているはずの高齢なご婦人方が「八王子も昔は、西武デパートも伊勢丹もあったのにねえ」と。
本詰めの荷物を持ち歩いたのと、久しぶりのイベント参加への緊張感からか身体中が重くて痛い! 特に腰が〜!!
駅員さん方が今夜は止まってしまう高尾行きについて、マイクで何度も説明していました。私もなんとなく「急いで帰ったほうがいいかも」と。
帰路の電車ノスタルジー。
ホームに降りるとすっかり明るい日が落ちていて、肌寒い! もう冬の気配を感じます。かつて軽井沢に叔母が住んでいて毎年、二ヶ月ほどお邪魔していた頃に上田駅や小諸のホームで感じた「秋の終わり」の夕暮れ。
特急の東京駅行きは空いていて余裕で座れましたが、途中の立川駅にて特急快速に乗り換え。多摩川に別れを告げて、土方歳三副長の実家がある日野に後ろ髪を引かれつつ新宿へ。
新宿駅は、観光帰りの老若男女で溢れかえっていました。もう幼い子供たちが疲れ切ってしまっていて、車内に座り込んでるんですよ。きっと流行している「プール熱」やインフルエンザも、こうして感染してしまうんだろうな。
私も今年は早めに、インフルエンザワクチンを打たねば!
無事に帰宅する頃には、案の定冷たい雨がポツポツと。でも夜には晴れ渡って、オリオン座流星群がよく見えたようです。
私はお弁当を食べて半身浴でじっくり身体を慰労し、マッサージとストレッチをした後、横になって買った同人誌を読み至福の一日終わりを堪能。
X Twitterにてご挨拶をしたサークルさんに「お疲れ様でした」と連絡して、静かな音楽を流しつつ読書していたら、案の定爆睡。
深夜二時に目が覚めて、「流星群見ようかな」と外に出たら……。
寒い! とても気楽に星を見ていられる気温じゃない!
少しだけ夜空を見回して、早々に室内へ。一時間もすると急激な空腹感を覚えて、深夜にも関わらず冷凍肉とキャベツにてインスタントラーメンを煮込みました!
東京コミコンで、ベネさんと握手!
さて、10月もいよいよ後半なんですが、今回のイベントで偶然お話しした女性が熱烈な海外俳優ファンで。
今年年末に開催される東京コミコンに、「SHERLOCK」「アベンジャーズシリーズ」などで大活躍のスター、ベネディクト・カンバーバッチが11年振りに来日するんですね。
私はこの二日間、マッツ・ミケルセンに会いに行くかどうか、三万円する握手会&撮影チケットに幕張での宿泊費を払えるかどうか不安で。諦めていたんですが……。
カンバーバッチ来日と聞いて、先ほど入場チケットを購入しました!
その女性が、「おそらく今後はなかなか、ベネディクト・カンバーバッチの来日はないと思う。しかもマッツ・ミケルセンと二人はそうそう揃わない。行くなら今!」とアドバイスしてくれたんです。
今回は即売会に久しぶりに行けた充足感と、同じジャンルにハマっているサークルさん方との交流、そして彼女から「東京コミコン初参加への勇気」を貰った、とても意義の大きなイベントになりました。優しくしてくれた女性達やスタッフさん、全員に心からお礼を言いたいです。
孤独じゃなかった私は、また頑張り続ける!
私は八月後半から、海外ドラマの二次創作を毎日毎晩、食事や入浴もそっちのけでひたすら作品を描き続けてきました。でもマイナージャンルかつ、私の今までのサークルキャリアの無さで、ほぼ反応が無くて。
正直、この二ヶ月は本当に孤独でした。作品を生み出してもなんの反応ももらえない事は、今まで無かったし。TwitterがXに変わってから作品も拡散されず、とてもとても苦しかった。疲れて気が抜けると、なんだか泣けてきてしまったり。
でもイベントへ参加したことで私は孤独ではないということ、そして必ず、業界に戻れば新しい出会いが待っていると確信を持てたんです。だから2023年10月21日は、私の復活の日だったと間違いなく思います。
以上! 次なる私の野望は「東京コミコンにて、ベネディクト・カンバーバッチに会うこと! 彼とお話しすること」です!!!
おそらくマッツ・ミケルセンの握手会チケット当日分も再発売されるらしいので、「北欧の至宝」にも会ってきますね!!!
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